広島自治体問題研究所
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2018年11月号読者ページ(感想をお寄せください)

 (2018/10/19)
 
一読される前に読んでみて感想をお寄せください。
目次
事務局として気になった記事にコメントを載せます。一緒に読み合わせしましょう

●特集●現代政治の縮図・維新政治
 フェイク・ニュースに基づく政治、どの端緒が大阪の維新政治だと。大衆扇動政治のもとにファシズム政治が形成された経験を二度と繰り返してはいけません。
•鼎談 住民自治を無視した維新政治─都市内自治をどうつくりだすか─ 中野 雅司×藤永 のぶよ×森 裕之
  今大阪は維新党が政治を握っており、その手法が、大衆扇動政治なのだと、今まで多くの人がその犠牲になっており、市民の会の活動が、ようやく盛り返してきていると座談会では語られています。市民、行政は考えることを維新党から停止させられ、フェイクが横行しているのです。市民が学び交流し運動に参加する時代でなければ、良い住みやすいところはできないのですね。大坂は、区単位に自治体学校を行っていると。
•「大阪都構想」の住民投票─「シルバーデモクラシー」論への疑問─ 薬師院 仁志
 住民投票の意義とは、その趣旨を十分知らせ、理解させ、住民の意思を多数に築くことがなければ意味がない、今回の大阪の住民投票は3分の1づつに賛成・反対・棄権が分かれており、危険な意味のないものだったと説かれています。投票の意思を曲げて宣伝した維新の会の果たした役割はまさに、住民の意思を統一することのない危険そのものでしたね。またシルバーデモクラしーどころかそもそもデモクラシーから逸脱していたとは。
•維新政治の本質─その支持層についての一考察─ 冨田 宏治
 この報告書で述べられている大阪維新の会の本質に、私たちはもっと気づかうべきではないかと思いました。大阪で広がっている貧困と格差を「分断」へと転化し、固定化がされているのです。この文章で理念型的に描き出されたところをぜひ読んでください。
•大阪で生まれた「ニヒリズム政治」 いま、日本中を覆い始めた 藤井
 ニヒリズムについて、語られています。このニヒリストの代表が橋下徹なのです。ニヒリストが政治に参加する条件が二つあると述べています。だましやすい環境・嘘を許容するあるいは好む有権者が多いと指摘しています。アメリカのトランプのことが重なりあいます。この風潮が全世界に蔓延しているみたいですね。
•軍部化する自衛隊の現状と陸上イージス配備 纐纈
 今日本の自衛隊は、文民統制が破壊された法体制に入っている。と指摘されています。武官が直接防衛大臣に意見を挙げることができるようになったとか。イージス艦配備についても、住民の性格とくらしを守るのではなく、軍事情勢優先での配置を、2か所とあったものを幅広く提案する姑息な手段を使っているようです。私達の気づかぬところから、安部首相の思う新軍部の創設が行われ、国際政治が依然として力の論理で動いているという誤った認識が横行しているようです。
•秋田県 ミサイル基地「イージス・アショア」はいらない!−平和な生活を奪うな− 川野辺 英昭
 今回のイージス・アショアは秋田・山口の2県で行われようとしています。ここでの闘いの報告ですが、市民の生活を無視した、また自治を無視した押し付けを行っているようです。既存の自衛基地の存在の中、今までの兵器と違った新たな危険性を、説明しきれない、北朝鮮で進んでいる事態の進展を無視するなど、狂気の沙汰だと思います。辺野古基地問題などと一体化して、地方自治の立ち上がりを期待します。
•山口県 「イージス・アショア」からみえるこの国のかたち 森上 雅昭
 国会議員の賛同を先にとり、県自治体への根回しを行ってきたが、住民自治会では反対の声がさらに高まっている。署名活動に多くの市民が参加しており、これを受ける自治体は、調停者ではなく表現者になってほしいものです。
•沖縄県民の覚悟と英知 玉城デニーさんが新知事に 佐藤
 沖縄知事選挙この情勢が端的に記載され、改めて、沖縄県民の選択に敬意を表します。
 選挙情勢がこんなにも危険な状態にあったのかと、名護市隠しと、日本会議直系の知事誕生を拒否し、日本と、沖縄にとって歴史的な勝利を生んだのです。

•岡山県における西日本豪雨災害の状況と課題 磯部

 今回の災害は想定外ではないものだと、事前に国・県・地方自治体が災害対策を実施、気象庁の予報を着実に守っていれば防げたものだと言っています。国の政治の在り方が問われています。地球温暖化の中で、やるべきことを明確にし、市民生活でもこれに対応した改善が必要です。ね
•書評 尾林芳匡・渡辺卓也 編著 『水道の民営化・広域化を考える』 近藤 夏樹
 水道法の改正は何故に民営化を言うのでしょうか、この本で言いたいことは、水道が福祉であるという存在意義を確認することだと言っています。
●連載●
•おんなのRun66 女性の地位向上をめざして 長田 満江
 長田さんの時代から、今日までの女性の地位の向上の動きは大きなものがあったと感じますが、現代その動きは停滞感があります。人口の半分は女性ですからこれからもがんばりましょう。
@NEWS 関西空港ダウン 台風21号の猛威 「想定外」で片付けられない 岩本 智之
 関空の構造的欠陥が明らかにされています。大型公共工事のやり方の警鐘を鳴らしている文です。自然との対話を欠いた工事はやるべきではないことが、今回の台風の教訓でしたね。
My My 公民館 D公民館に「つどう」 中村 亮彦
 公民館の機能は「つどう・まなぶ・むすぶ」と表現されている。この様な機能を担う公民館活動で、地域が育ちますように。
•知らない☆知りたい憲法 第8回 憲法の理念と性差別 太田 啓子
 女性差別が医大の試験で発覚し、それを「必要悪」と言いくるめる環境に驚いています。また、個人という言葉が憲法13条と24条に上がっていること、貴重な見方です。性差別大国から日本が早く脱退するために不断の努力を積み重ねましょう。
•ス・ス・メ「議会改革」実践 第8回 住民の請願・陳情に誠実に対応 県議会に要望書を提出 寺島
 市民の権利である請願書の扱いが、議会の運用によって、正確に行政に反映されるか疑問な点があります。市町村議会から県議会への請願書が要望書として扱われたとか。この様な言動に対する真摯な動きが高まることが大切ですね。
•だれのためのコンビニ 第2 高リスク・低リターンのFC契約 岩佐 和幸
 コンビニと出店オーナーの契約が、こんなに高いのには驚きます。吸い上げコンビニいなっています。
Jつうしん
 島根自治研が県政白書を作るそうです。期待します。
•史跡さんぽ41
•おいでよ32 原村 五味 武雄



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