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とし子レポート

 

子どもの本9条の会、広島設立の集い
 9条?9条!ー子ども、未来!

 
会の資料より
 21日、中区のアステールプラザの大ホールで子どもの本・九条の会の設立の集いに参加しました。アステールプラザの大ホール1200人でいっぱいになりました。子どものことを考えてこんなに沢山の人が、こうして集まってきたことにまず、とてもうれしく思いました。
 この会の準備のために児童文学者の三浦精子さんはじめ沢山の方がご苦労されたこと、とくに講演の井上ひさしさんをお呼びするのに何度もラブコールの手紙を出されたお話に、三浦さん達会の皆さんののこの9条の会にかける思いが伝わって来ました。
 特に、世界に平和を発信続けているこの広島が東京に続いて、絵本9条の会ができたのは、やはり、いまの世の中全体が戦争へ向かいつつあることに一番敏感に感じとり、子ども達を守らなければという強い思いが会の呼びかけでしっかり、つながったのではないかと思います。
 会の設立に当たって、代表の皿海さんのメッセージに現れています。
 「想像力を深くし、「過ちを繰り返さぬ」と誓った人々の思いを引き継ぎ、自分に出来ることをする。少しでも弁解しなくてもすむ一歩を踏み出す。そうしたい、わずかにそれだけが確かなのである」と結ばれています。

 安曇野ちひろ美術館の副館長の竹迫裕子さんが始めに講演
 55歳という若さでなくなられた岩崎ちひろさんの生涯の話を聞けたことで改めてちひろさんが描いてきたこどもの絵をより深く理解することが出来るようになった気がします。
   
  憲法9条はいまでも立派に生きて輝いている
 
井上ひさしさんは9条の会のメンバーのひとり、
 ユーモア交えながら時には脱線しかけながらも憲法9条を守る意味を分かりやすく今の情勢を話され、私達に希望を持たせるお話でした。
 運動する上で特に戦争の実態を知らなければ力にならないと、過去の戦争一つ一つをとりあげて第一次世界大戦からベトナム戦争、イラク戦争まで、戦死者は兵士の死者数より民間人の死者数の方が圧倒的に増えていること、ベトナム戦争で戦死者は95%が民間人、イラクではアメリカ兵の戦死者は4000人であるがイラク2500万人の人口で70万にがなくなり、400万人が国外に逃げているという調査報告もある。
 特にイラク戦争は約40社の民間戦争会社が支え、社長がブッシュ政府の閣僚だったという話は珍しくないという。
 戦争が巨大な公共事業になっていると指摘します。もし、憲法9条が変えられたら、堂々と軍需産業が伸びてくるでしょう。そして今よりもっと軍事予算が増やされるでしょう。

 井上ひさしさんはそんな中でも希望も語られました。
昭和30年代の南極探検隊の話です。南極の資源をめぐってアルゼンチン、オーストラリア、チリ、イギリス。フランス等7カ国が探検を始めたころ、1956年、ワシントン会議で日本の木田という人が日本の憲法9条を各国に送り、南極の領有権を凍結し、世界の公園となったこと。中でも南極条約としてこの地域での核実験の禁止を決めたことは歴史的なことだった。
 その後次々に、非核地帯が南半球に広がっていった。その後も、南アジア、海底、宇宙での核実験の禁止で、いまでは北半球の一部になってきたこと。この動きを起こしてきたのは日本の憲法9条だというお話に、憲法9条は今も立派に生きて輝いていると思いました。

 憲法9条は日本の宝だけではない。世界の宝、人類の叡知がこめられているもので、日本の私達が勝手に変えさせてはならないものなのだと改めて思いました。来年にむけてもっと、もっと声を9条守れの声上げよう。



 

 
 

 
 
 
 
 

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