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二葉山トンネル工費増額 工事中断を求めて申入れ

2018/11/21

湯崎知事あての申し入れ書を提出する辻県議(左から3人目)と村上幹事長(左)ら広島市議団=11月8日、広島県庁
 広島市東区で2020年度の開通をめざして掘削工事が始まった広島高速5号二葉山トンネル(広島市東区、1・8`)の事業費が契約額と比べて膨らむ見通しが明らかになり、事業主体で県と広島市が出資する広島高速道路公社の石岡輝久理事長が10月26日、記者会見で陳謝したのを受けて、トンネル建設に反対する住民団体や日本共産党は11月8日、掘削工事を中断するよう求める申し入れ書を石岡理事長、湯崎英彦県知事、松井一実市長あてに、それぞれ提出しました。

申し入れ書は、広島高速5号線を考える会代表の池元美彦、「二葉山トンネル」差し止め訴訟元原告団事務局長の竹村文昭、国土問題研究会理事の越智秀二、日本共産党広島市議団幹事長の村上あつ子の4氏の連名です。
 湯崎知事あては、日本共産党の辻つねお県議や広島市議団が提出。申し入れ書は「トンネル掘削工事を開始したこのタイミングを見計らって、契約を無視した増額必至の記者会見は、恣意的であると疑念を抱かざるを得ません。『増額することだけを公表し金額は後付け』というやり方は、今後も事業費が膨らむことを容認せよということではありませんか」と訴えています。


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