辻つねお議員は9月12日の社会基盤整備対策特別委員会で、7月豪雨で約2千fが浸水した福山市の浸水対策を求めました。 福山市内では芦田川流域を中心に県内最多の30河川が越水し、約2千fが浸水、床上浸水約1200軒、床下浸水約900軒の被害が発生しました。過去5年で手城川流域は4度目など、以前から浸水被害は頻発していました。 国、県、福山市は福川など4河川を中心に、総合治水対策を検討する「浸水対策協議会」を8月に設置しました。 被害は農地の宅地化が進んだエリアに集中。昭和30〜50年代に整備された農業用ポンプは能力が低く、辻議員は「神辺町にある古市排水ポンプ場は、ポンプ自体が浸水し、停止した。より能力の高い排水ポンプへの転換、ポンプ新設、排水路の整備が必要だ」と要求しました。 辻議員は「瀬戸川流域と手城川流域以外には治水計画がない。河川流域ごとに計画を作り、浸水・治水対策を進めるべきだ」と主張、木村成弘課長は「協議会で福山市、国ともしっかり調整しながら、対策を進めていく」と答えました。
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