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決壊ため池の整備とため池条例の制定を (9月12日、社会基盤整備対策特別委員会)

2018/09/18

辻つねお議員は9月12日の社会基盤整備対策特別委員会で、7月豪雨で損壊したため池の整備と、条例を作り全国で2番目に多い全県域のため池を整備していくことを求めました。
 7月豪雨災害で、県内23か所のため池が決壊。福山市では決壊5箇所・損壊9箇所で、3歳の女の子が死亡した痛ましい事故もありました。

草戸町と駅家町向永谷の決壊したため池を現地調査

 辻議員は被災後、草戸町と駅家町向永谷の決壊したため池を現地調査しています。「あっという間に崩壊、なすすべがなかった」との住民の声を伝え、管理者不明のため池の管理を質問。農業基盤課長は「法務局や市町と協力して調べれば管理者は明らかになると」と答えました。

応急措置が必要なため池は全国最多

 国・県・市町が豪雨災害後、県内約19600箇所のため池の内、下流の家屋や公共施設に被害を与える可能性のある12648箇所の緊急点検を行い、な箇所が534箇所(4・2%)だと判明。534箇所は全国で一番多く、農業利用しないため池は廃止し、利用するものは市町が農業用施設災害復旧事業等を活用し復旧工事をすることになりました。

ため池条例をつくり、ため池の計画的整備を

 辻県議は「兵庫県、香川県にはため池保全条例がある。広島県はどちらかというと放置してきた。これを機に、広島県も条例を作り、全部のため池を計画的に整備してはどうか」と要求しました。同課長は「条例がある県では、管理者の方に申請してもらっている。こういうしくみは大切だと思うが、条例については必要性があるか含め考えたい」と答えるにとどまりました。

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