日本共産党の辻つねお議員は1月18日、広島県議会生活福祉保健委員会で、特養ホームの待機者解消を求めました。 県内の特別養護老人ホームの定員数は13338で、入所申込者は8564人、その内半年から1年以内に入所が必要な人は2526人(昨年4月1日時点)と公表されました。2016年から要介護1・2の方は排除されたので申込者が半減しています。 辻議員は、「県の特養ホーム整備計画は2020年度末までに826床増加するものだが、これで待機者が解消するのか」と質問。熊野智医療介護保険課長は「整備計画もあり、例年年間約3千人の方が死亡や入院で入れ替わるので、緊急に入所が必要な2526人には対応できると考えている」と答えました。 辻議員は「全体としては足りているという説明だが、市町別ではどうか」と質問、同課長は「現在、11692床ある広域型特養ホームで対応したい」と回答。辻議員は「実際には自宅から遠いホームに入居するのは困難。必要床を各市町別で検証し直し、安心して入所出来るようにすることが必要だ」と要求しました。 特養ホームなどの介護職員不足の解決に向け、実態調査を求めました。
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