日本共産党 広島県議会議員
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永年在職(25年)議員表彰の感謝文

2020/06/23

辻議員は、今年で県議会議員の在職期間が25年になり、6月22日、議場で表彰され、挨拶をしました。

 その時の挨拶をご紹介します。
 

高いところでございますが、ただいま表彰を受けました二名を代表しまして、一言、お礼を申し上げます。
ただいま、広島県議会の決議をもちまして、中本隆志議長と私の二名が25年の永年在職議員表彰を授かりました、この上ない光栄であり感謝申し上げます。
これまでご支援して頂きました県民の皆さまはもとより、先輩、同僚議員の皆さま方、そして、知事をはじめ執行部の皆さま方に謹んで厚くお礼を申し上げます。

私が県政に参画したのは1995年4月からですが、この年の1月には阪神淡路大震災が発生し阪神を中心に甚大な被害をもたらした年でもあります。私は、被災者救援対策本部を福山市で直ちに立ち上げ、給水タンク車、救援物資を積んだ車数輌を連ねて被災地の神戸市に救援に向かったことを昨日のように思い出します。
また、2014年8月の広島市豪雨土砂災害や2018年7月の西日本豪雨災害では現地に足を運び被災者支援、災害対策など国、県への申入れを行ってきました。災害に強い広島県をつくり、安心・安全な県政をと引続きがんばります。

今年は被爆75周年です。平和行政のいっそうの推進、核兵器廃絶の実現に向けた国内外への取り組みは「戦争被爆県ヒロシマ」としてどこの県よりもすすめなくてはならない使命であると思っています。
 
県民の切実な願いを実現し、「住民の福祉の増進を図る」県政の実現が私の県政に立ち向かうであります。その立場で活動してまいりました。

子どもの医療費助成制度は、私が議員になったときはゼロ歳児のみが対象でしたが、現在、就学前までとなっています。お金の心配なく安心して医療が受けられる重要な施策でもあります。私は県民みなさんとともに、対象年齢の引き上げを一貫して求め、その実現にこれからも力を尽くします。

また、鞆港の埋立架橋計画は、世界遺産にも匹敵する鞆港の歴史的・文化的景観を壊してしまう事業でした。関係住民とともに事業の白紙撤回の運動をすすめ埋立架橋計画は中止になりました。

 広島港の国際コンテナターミナル第二バース建設は無駄な大型開発事業でと、事業のストップをかけてきました。

「臨空タウン構想」にかかわって、広島空港周辺にリゾートタイプの宿泊施設とコンベンションホールをもつフォレストヒルズガーデン整備がありました。豪華家具や絵画の購入など税金のム遣いとして大きな問題となりました。私はフォレストヒルズガーデン住民訴訟に加わり、税金の使い方を厳しくチェックしてきました。

同和行政では当時、県教育行政を歪め一部運動団体の教育介入を許してきた「八者合意文書」の破棄を求めてきました。他会派の議員の皆さんとともに、是正させることができました。

私はこの25年間、県民と県政の架け橋としての役割を果たし、行政のチェック役としての役割を果たしてきたと自負しています。

 新型コロナウイルス感染症による県民生活を脅かす事態が続いています。かけがいのない命が失われないように、県民の暮らしと雇用、営業を支え、子どもたちの学びを保障し、大切な文化の営みを絶やさないために、全力をあげてまいります。

これからも、県民の切実な要求の実現、「県民福祉の向上を図る県政」実現に県民の皆さんととともに力を尽くしてまいります。
苦難あるところに心を寄せて、初心を忘れず歩んでまいります。

本日はありがとうございました。

日本共産党 県議会議員 辻 恒雄

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