広島県2月臨時会中の生活福祉保健委員会で2月3日、日本共産党の辻恒雄議員は、県が打ち出した広島市中心部の大規模なPCR検査を成功させるため、保護施設(ホテル)の確保と、感染者の休業補償を国に求めることなどを要求しました。
大規模検査、ぜひ成功させてほしい
辻議員は「無症状感染者を把握・保護し感染経路を断つことは、感染を抑え込むのに非常に有効。日本共産党も要望してきたことで是非成功させてほしい」と評価した上で、「検査で2300〜3900人の感染者が新たに見つかると想定しているが、ホテル等十分確保してほしい」と要求。渡部滋新型コロナウイルス感染症対策担当課長は「1400室までは確保できるよう準備している」と答えました。
国に休業補償を求めよ
辻議員は「陽性になった時に経済的にも安心して療養できる休業補償を国に求めてほしい」と要求。同課長は「各種保険者が傷病手当金制度を備えている。昨年、国保も同制度を作り体制が整ったと承知している」と回答したので、辻議員は「今の制度では不十分で、国に対応を要望してほしい」と重ねて求めました。
定期的PCR検査を、全ての医療機関に広げよ
辻議員は、感染症指定病院や帰国者・接触者外来(50医療機関)のみが対象の定期的PCR検査を、全ての医療機関に広げることを求めました。
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