広島県議会生活福祉保健委員会で3月3日、日本共産党の辻つねお議員は、特別養護老人ホームの増設を求めました。
県内の特養ホーム数は254で定員総数1万3753人です。2015年に要介護1、2が対象外になり申込者は減りましたが、昨年4月の入所申込者は8850人と8千人以上が続いています。
「第7期ひろしま高齢者プラン」では、今年度末までの特養ホームの目標整備数が826人分で、533人分(64.5%)しか整備できていません。 辻議員は「特養ホームの申込数は整備数の10倍以上なのに、目標の6割5分しか整備できていない状況をどう考えているのか」と質問。中山雅子医療介護保険課長は、「設置権者の市町が推計数に基づき計画を作った。その様に出来るよう県としても支援していく」と答えました。
県立がんセンターと県立障がい者リハビリテーションセンターの医師面談料が両方とも、5160円から6300円に値上げされる内容を含む手数料条例改正案に対し、辻議員は「値上げの理由は県立病院の面談料に合わせるというもので実質的な料金値上げだ」と反対しました。 辻議員は、手数料条例以外の議案には賛成しました。
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