日本共産党の辻つねお議員は11月8日の決算特別委員会(土木・企業局)で、福山市鞆地区の防災対策で、関係住民の意見をよく聞き事業を進めることを求めました。 4年前に県が埋立架橋計画を撤回した同地区。高潮対策として防災護岸計画が出され、今年9月末まで鞆港の全体の調査が行われ、現在は結果のとりまとめ中です。住民からは「景観を壊し新たな構造物がはっきりと分かるようなものはいらない」と不安の声が出されています。 辻議員は、今後の取組方針に「福山市と連携・協力し、住民の皆様の意見を聞きながら」とあることを示し、「地元関係住民抜きでの見切り発車にならないよう、意見をよく聞き事業を進めるべきだ」と質しました。 倉本聡港湾漁港整備課長は、「住民理解を得ながら進めることが大切だと考えている」と答えました。 広島高速5号線の建設中止、広島市南区の猿猴川高潮対策工事に関する家屋補償を広島高速5号線工事の水準に引き上げること――なども取り上げました。
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