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日本中国友好協会・中国四国ブロック会議が開催されました

2013/03/18

挨拶をする塚田支部長 右隣は大田副理事長
日本中国友好協会・中国四国ブロック会議が開催されました    3月8日〜9日、広島市国際会議場3F研修室で開催された中国四国ブロック会議には23名が参加し、日中間の国民レベルの友好関係の環を広げていくために、熱心な討議が展開されました。

 3月8日13:30から開かれたこの会議には、本部から大田副理事長をはじめ、四国から2名、島根・鳥取・岡山・山口の各県から計8名、ホスト県の広島県からは12名合計23名が参加しました。

 先ず、主催者を代表して塚田広島支部長の挨拶、議長の選出、山田広島県連会長の歓迎挨拶と続いた後、大田副理事長による基調報告がありました。その中で、尖閣諸島問題を巡る緊迫した事態は現在も続いているが、「日本と中国が相互の関係において、すべての紛争を平和的手段により解決し、武力又は武力の威嚇に訴えないことを確認する」という35年前の日中平和友好条約の原点に立って、外交交渉による平和的解決のために努力する事が求められてていることを全員で確認しました。

 尖閣諸島を巡る緊張激化は日中双方の経済に深刻な影響を与え、特に日本企業への打撃は甚大で、もはや中国を敵視した経済活動は考えられないのが現状です。嫌中を煽る報道に惑わされることなく、直接国民同士が交流し両国民が文化や経済の利益を共有できるように環を広げていくことが最も大切。協会がその大きな役割を担っていることも確認しました。

 その後、各県連や支部の活動報告が行われ、広島支部も市民講座の開催や重慶の日への取り組み、太極拳教室・中国語講座でのイベント紹介をして、協会の活動を広く知ってもらうための活動を行っていることを発表しました。

 2日目は9:15〜11:30まで、前日の内容についての質疑・討論を中心に会は進行、ほぼ全員が発言する活発な意見交換が行われました。会員の高齢化、事務局運営のための人手不足など、ほぼどこの支部にも共通した問題点が数々出されましたが、「学習会や文化交流イベントを積極的に行って協会の活動をよく知ってもらい、会員を増やしましょう」と締めくくって2日間にわたる会議を終了しました。

この会議の中で紹介された学習用冊子
[ 日中関係の発展のために  中国は「脅威」か? ] 2012.11.17発行 350円

は問題点を簡潔に整理し、大変わかりやすい読み物です。ぜひ一度手に取ってみてください。お問い合わせは下記日中友好協会・広島支部事務局まで。

 

 
歓迎の言葉を述べる山田広島県連会長

 

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