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孫曼親子日中友好コンサートは終了しました

2014/06/22

演奏中の孫さん
孫曼親子日中友好コンサートは盛況のうちに終了しました!   6月22日(日)12:00より行われた、「アコーディオンでつなぐ日中友好の絆〜孫曼親子日中友好コンサート」は、留学生会館ホール一杯の聴衆を美しい音色で魅了し、終了しました。


 6月22日(日)12:00〜14:00、広島市留学生会館で開催された「アコーディオンでつなぐ日中友好の絆〜孫曼親子日中友好コンサート」には100名近い参加者が集まり、アコーディオン・ピアノの音色を楽しみました。

 先ず主催者、NPO法人虹橋の会代表の岩井梅子さんのあいさつに始まり、日中友好協会・広島支部の塚田支部長が後援団体として挨拶。不再戦の立場から日本と中国の友好関係を築き、発展させる活動を行ってきたこと、このような文化活動を通じて両国民が友好の輪を広げていきたいと述べました。

 コンサートの部に移り、はじめに広島市で活動中の「アコーディオン集団NORA」がラ・クンパルシータなど4曲を演奏、軽快で陽気な曲・しっとりとした優しい曲など、アコーディオンの魅力を存分に披露してくれました。ソロ活動をしている原田さんは、リベルタンゴをハイレベルな技巧で聴衆をうならせました。

 いよいよ、コンサートの主役・孫曼親子の演奏です。小柄な孫さんにはアコーディオンがとても大きく感じられます。しかし一旦演奏が始まるとまるで楽器が身体の一部のように操られ、メロディーはもちろん、緩急・リズムが体と一体になって参加者一人一人に届いてきます。最初に演奏した「花と少年」はチベット族民謡ということですが、中国の曲とアコーディオンの音色がこんなにぴったり合うとはと感動しました。幼い子供時代からアコーディオンと一緒だった孫さんならではの境地かもしれません。3〜4曲ごとにご子息の呉さんのピアノ演奏が入り、孫さんは計13曲も演奏してくれました。中には日本の歌メドレーの演奏中会場の参加者が思わず一緒に口ずさむ、ほほえましい場面もありました。

 演奏後、孫さんは「アコーディオンが縁で日本が好きになり、日本語を学んで今南京市の外事弁公室アジア処処長として、日本の皆さんとの交流を担当してます。戦争で大きな被害を受けた広島と南京が手を携えて平和のために行動できるのはとても意味があります。」そして「是非南京に来てください。反日ということはありません。中国には、歴史は忘れない、でも未来は一緒に作っていく。という言葉があります」と締めくくりました。

 最後に孫さんのアコーディオン伴奏で「ふるさと」の大合唱をしてコンサートは終了しました。拍手がいつまでも鳴り止まず、孫さんは感激の涙を浮かべていたのがとても印象的でした。

 うっとうしい天候の中、参加してくださった皆さんありがとうございました。





挨拶をする塚田支部長

 

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