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第28回 日中友好市民講座 終了しました
2012/05/20
講演中の西本さん
第28回 日中友好市民講座 「インターネット事情から考える中国」終了しました
5月19日(土)日中友好市民講座が、国際会議場3階研修室で開催されました。当日は32名(内 会員19名 非会員13名)の方が参加して、熱心に講師の西本さんのお話に耳を傾けました。
中国でのインターネットと民衆 このフレーズには日本人の多くが「反日デモ」や「反日暴動」を思い起こすが、民衆の議題は時と共に変化していて、今「反日」はもう時代遅れ。というお話の場面では会場に一瞬の安堵感が漂いました。因みに今の旬の議題は政府批判だそうです。
また、最近テレビニュースでもよく取り上げられるようになった 微博(ウェイボー)の威力には参加者の関心が集まりました。
普通の人が事件を実況中継でネット上に流し、当局が取り締まるまでに多くの人が眼にし、瞬時に広がっていくことで政府も動かざるを得なくなっている。
と話されたとき、会場の多くの方は「そうそう」とばかりにうなづいていました。
四川地震を契機に人々が「誰かのため」につながりを作るメディアとして使われるようになって、インターネットの良い面も育ちつつあるようです。また日本より著作権取締りがゆるいので、過去の新聞記事閲覧、過去の映画が見放題という話題では「ほう!!」と羨むような声も上がっていました。
西本紫乃さんは、終始穏やかで優しい口調で話されましたが、内容はとても深く刺激的でした。本当の中国を伝えるためにこれからもどんどん情報発信をしていただきたいと感じました。
西本さん、会場に足を運んでくださったみなさん、ありがとうございました。
熱心に聞き入る参加者
質問も多数出ました
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