新年明けましておめでとうございます。
昨年(2006年)限りで国連事務総長の座から退いたコフィ・アナン氏が、イラク戦争等におけるアメリカの単独行動主義を厳しく批判、アメリカに対し国連に積極的に関与するように求める演説をしましたが、アナン氏最後の演説には私も同意します。
また、アメリカの単独行動主義だけでなく、単独行動主義を全面的に支持し、防衛庁を防衛省に昇格させ、今年の通常国会には在日米軍再編法案の提出まで画策しようとしている日本の態度も合わせて批判されるべきですが、アナン氏最後の演説では、あくまでもアメリカの単独行動主義を厳しく批判するのみにとどまり、アメリカの単独行動主義を全面的に支持している日本の問題については一切言及していませんでした。
2003年にイラク戦争がぼっ発して以来、毎年3月には世界の様々な国々において、大規模な集会・デモ行進が行われていますが、イラク戦争等におけるアメリカの単独行動主義だけでなく、単独行動主義を全面的に支持するなど、アメリカいいなりにおぼれてしまっている日本の態度も同時に批判し、アメリカとの同盟関係を断ち、アメリカだけでなく日本に対しても、国連に積極的に関与することを求めていくための、国際的な要請行動を展開することが国際社会に強く求められていると私は考えますが、辻様ならどう考えますか?
対米同時多発テロ事件、アフガン・イラク戦争、テロ対策を口実とした人権抑圧政策、ウズベキスタン・アンディジャンでの武力鎮圧事件、イギリス・ロンドンでのテロ事件、フランス主要都市での暴動など、今の世界はかつてない人類の人権・基本的自由及び生命の危機に直面しています。
日本共産党関係者の方々におかれましては、党独自の野党外交を通じて、海外の様々な市民団体などとの連帯をより一層緊密化させ、全人類の人権・基本的自由及び生命が保障・尊重される世界の実現を図るべく、さらなる奮闘をしていただきたいと思います。
辻様からのレスをお待ちしています。