広島自治体問題研究所
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広島市政白書づくり NO5
                     広島市職労の活動から学ぶ
 

 (2018/06/05)
 
「広島市職員のお仕事知ろう会」 
 広島市職労の活動「広島市職員のお仕事知ろう会」の参観を行いました。

この活動は、市職労として、職員の要求運動を行っていますが、お互いの仕事を知らないで、それでいいのだろうか、もっと要求の内容を深めるためにも、お互いの仕事を知る活動を行うことが必要ではないかと、組合執行部の反省から、起きたと言います。
 2017年1月25日に第1回とし最初の会が始まり、2018年5月30日第4回の集まりを行うことになりました。
運営内容
 この会は、夕方仕事後に集まり、はじめは、二つの職場からの自己紹介と、自分の仕事内容を、他の職場の人に知ってもらうということから、誰にでもわかる言葉で話す、スライドを使う、今までの職場の歴史をかたる、現在の取り組みを総括、職場の要求・堅い話も話すことになっていました。第U部として、小グループ(6人ぐらい)に分かれ、この報告の感想と自分の仕事を結び付けて交流し合います。短い時間ではありましたが、有意義な集まりでした。
突然の参加から感じたこと
 5月30日の第4回の集まりに参加して感じたことは、飲み物や、お菓子が用意されていました。世話役が、みんなが気軽に話せる雰囲気を作り出すため、メンバーの配置の気を配り表にしていました。このような会の繰り返しを行う中で、お互いの仕事に対する理解が進むと同時に、誰のための仕事なのかが話し合われていくようになって来たのだと感じました。
 この会を企画する執行部の人たちにとっては、組合活動の合間での設定であり、苦労もいろいろあり、大変であろうとは思いますが、自分たちの仲間の職域の広さ、一人の専門家としてのご意見を身近に受け止める場として、大変貴重なものではないかと思いました。
これが職場自治研活動 
 また、この会へ初めて参加した人にとっては、当初はびっくりしたことでしょう。
自分の仕事を他人に話す、理解してもらう、愚痴を述べるなど自分の口で述べることを通じて、改めて自分の仕事を振り返り、確信を持って帰っているようです。同じ職場から参加人たちはそれぞればらばらになりながらも、お互いの仕事内容について一市民として批判し合ってより具体化されていたように思いました。
今後の期待
 このような会を多くの職場に広げる活動が、公務職員の職場自治研活動ではないでしょうか。今後このような活動に、市民や、議員が加われば、広島自治体問題研究会の地域活動になります。市民と公務員との壁を打ち破ること、連帯が生まれることを、いつかなると期待しています。
参照:広島市職員労働組合機関紙 しぶき
    http://www.urban.ne.jp/home/hsishoku/news/2017/sibuki1426.htm                                                                         文責 事務局
DL:58.docx

(広島市職員のお仕事知ろう会NO4.docx)
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