広島自治体問題研究所
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広島県議会動きニュースNO2

 (2023/11/07)
 
 県議会ニュースがNO1/NO2と出され、これらを活用して、「清潔で温かい民主県政をつくる会」が再開され「9月議会・県政報告会」が開催されました。参加者20人、オンライン16人と久しぶりの開催となりました。
 県政報告では、藤井敏子・河村ひろ子両議員から「建設委員会」「文教委員会」の報告と合わせ、今の広島県議会の定数64人のうち新人県議が14人、女性県議が8人と議会内での新旧交代が一定程度進んだ。 一方、県議会をトップに伝統と権威を重んじる議会は、ネクタイ姿という伝統に重んじていたため、議会内のクールビズ(ノーネクタイ・ノージャケット)のとりくみが今年9月からやっと始まったにすぎない。また最大会派の自民議連は34人と過半数を占めており、依然としてオール与党の県議会の姿は変わっていないとの報告がありました。
 このような議会内で、この5月以降、は、「議会改革の要望書」を提出、9月議会では、「インボイス制度の実施延期を求める意見書」「現行健康保険証の継続を求める意見書」などの提出を行い、9月本会議の最終日には本会議場での討論が実現でき、病院統廃合問題、広島高速5号線30億円増額に反対の理由を述べています。
 県民の声を議会討論に届ける活動が真摯に行われています。議会外での県民の活動をまとめる「清潔で温かい民主県政をつくる会」の今後の活動を期待したいものです。
 辻県議が死亡された後、立派にその遺志を引き継ぐ活動が行われていることに敬意を示します。
 9月議会報告から建設委員会・6項目、文教委員会4項目、決算特別委員会から3項目計13項目について両議員の報告がありましたが、この中から、皆さん再度確認してほしいことは、広島県が、公共事業の民営化、を進める一方、「住まいは人権」「住民福祉の増進」を遂行すべき地方自治体の役目を十分果たしていない、
 そのような自治体で、広島県*アダプト活動団体認定を161団体作っていますが、重労働と金銭的負担も大きく本来の養子縁組ではなく、公共事業の県民への押し付けになっていないでしょうか。県営住宅の激減で、今後の住宅確保対策に責任を取っていません。などなど、今後とも、気を付けていかなければならないことが多く、多くの県民に知らせていきましょう。
*アダプト制度とは、一定区画の公共の場所を養子にみたて、市民がわが子のように愛情をもって面倒をみ(清掃美化を行い)、行政がこれを支援する制度である。一部地域ではアドプト・プログラムと表記している。アメリカテキサス州では、高速道路でのごみの散乱がひどく、毎年増え続ける清掃費用に頭を悩ませていたため、市民に道路を維持管理してもらう目的で協力を呼びかけたのが始まりである

県議団ホームページ:日本共産党 広島県議会議員団 (kyodo-support.com)
 
DL:111.pdf

(9月県議会報告集会レジメ・資料(003).pdf)
434129バイト

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