広島自治体問題研究所
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第18回地方自治研究全国集会in広島 2026年10月3・4日開催に向けて
‥‥広島自治体問題研究所としての支援

 (2025/07/28)
 
2024年度開催のレリーフの群舞です。

はじめに
 この度広島自治体問題研究所は、この研究集会現地実行委員会に参画し、私達と共に住民自治の向上のために現場で頑張っている自治体労働者の皆さんと連携し、この集会が成功するために一体となって運営の普及していきたいと思います。
 このコーナーの全体は下記のように、これから随時進めて、皆さんの意見を踏まえて広め、多くの参加者を募っていきたいと思います。
1.地方自治研究全国集会とは何か
 @地方自治研究全国集会(略称・自治研全国集会)は、憲法を住民のくらしにいかし、住民本位の地
  方自治を実現するために、住民、労働者、自営業者、地方議員、研究者と自治体・公務公共関係
  労働者が共同して研究、交流、討論を行い、政策と運動に展望を示す全国集会です。
 Aでは、そもそも自治研(地方自治研究活動の略)とは何でしょうか。それは、「住民と自分のために、
  いい仕事がしたい」という願いや思いを実現するための研究活動です。 住民のために仕事がで
  きる職場にしていくには、一人ひとりの職員の努力や思いだけでは、限界があります。職員が団結
  し、労働組合の力で職場を変えていくことが必要です。住民のために仕事ができる職場をつくるた
  めに、労働組合として職場の問題を取り上げ、みんなで問題を考える。ここに、「自治研究活動の
  一歩」があります。
 B「住民本位の自治体づくりの主人公は住民であること」から、広範な住民の方々と一緒になって、
  地域自治研活動を推進することは、住民本位の自治体をどう実現をさせていくかという点で非常に
  重要なことです。
2 具体的に何を行ってきたのか(自治研全国集会の歴史)
 @1990 年に第1 回地方自治研究全国集会を横浜市で開催しました。1993年の第3回集会からは、
  住民のくらしや権利擁護、地方自治に関わる全国の中央団体と自治労連で構成する共同実行委
  員会が主催するようになり、名実ともに「住民が主人公」として開催する共同の研究集会へと発展し
  てきました。集会はおおむね2年に1回、全国各地で開催し、今回で 18 回目を迎えます。
 A各時代での取り組み状況
 ・1997 年に開催した第 4 回集会では、憲法をいかす21 世紀の地方自治のあり方を提案した「地方
  自治憲章案」を発表する
 ・2000年代に入ってからは、国の「構造改革」による「三位一体改革」、市町村合併、道州制導入、公
  務公共サービスの民営化などを住民の立場から分析・検証し、問題点を明らかにました。
 ・2011年に発生した東日本大震災と福島第一原発事故について、被災者の立場から現状と課題をと
  らえ、住民本位の復旧復興と、原発ゼロ・再生可能エネルギーをいかす地域づくりの政策を提案し
  てきました。
 ・社会保障制度を後退させる動きに対して、「権利としての社会保障」を定めた憲法25条に基づく社
  会保障政策も提起してきました。
 ・安倍政権による立憲主義の破壊、「安全保障法」や改憲の動きに対しては、立憲主義、平和と民主
  主義、国民生活擁護を求める運動を地域から結集し、国民の共同を促進する役割を果たしてきま
  した。
 ・新型コロナウイルス感染症の拡大がはじまって、経済活動や国民生活に深刻な影響を及ぼし、社
  会保障や公務公共を縮小する新自由主義政策が、国民のいのちとくらしを守れない脆弱な社会を
  つくってきたことが明らかになりました。
 ・自公政権は、「新しい資本主義」を打ち出し、大企業支援と原発再稼働の拡大、デジタル化と結び
  ついた新たな構造改革推進の動きを加速しています。「自治体戦略2040構想」から、地方自治体に
  対してデジタル化の推進により、職員の半減化や窓口業務のオンライン化などにより、自治体の変
  質化がねらわれています。
 ・ウクライナ危機や食料及びエネルギー価格高騰による影響は、今まさに私たちの目の前に、リアル
  に感じ取れるようなかたちを成しています。
 ・その一方で、9条改憲を許さない市民、野党、労働組合の共闘がかつてなく広がっています。社会
  保障の改悪に対して、いのちとくらしをまもる地域住民、市民団体の共同も広がっています。住民
  本位の自治体づくりの取り組みも各地で多彩に展開されています。
 以上は2022年7月19日『月刊自治労連デジタル』での自治労連中央執行委員坂山裕樹さんのレジメを参考にしました。
なお、2026年当日の概要は下記のとおりです。
  第18回地方自治研究全国集会in広島概要 
   2026年 10月3日(土)集会1日目
  <全体会>12時開場・12時45分開会・16時45分閉会 アステールプラザホール
    <青年企画>17時30分〜19時 本部青年部独自企画 アステールプラザ内
     10月4日(日)集会2日目
  <分科会・講座>9時開場・9時30分開会
     アステールプラザ、国際青年会館、広島市文化交流会館、国際会議場に分かれる

 以下は次回にします
3. これから広島で開催される意義とは何か
4. 私達 で何ができるのか

 
DL:188.pdf

(広島現地実委ニュース_2号(003).pdf)
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