広島自治体問題研究所
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2017年5月号読者の広場

 (2017/05/23)
 
 目次
事務局として気になった記事にコメントを載せます。一緒に読み合わせしましょう。
●特集●農業政策に翻弄される自治体
   農政改革がもたらす農村の変容と対抗─農地中間管理事業を対象に─ 安藤光義
 この論文の前半部分は、かって自民党の票田であった農林族の消長と、官邸主導の歴史を描き、それがもたらしている、農政の混乱を明らかにしています。
後半部分は、農地・地代の集積問題が、資本主義社会での大きな課題あり、今農村社会に、地元での話し合いを基盤に農地の自主的管理のために、地域づくりを前面にした市町村の役割が求められています。

  迷走する農地中間管理事業─北海道における3年間の実施経過から─ 東山 寛
農業の構造が動く時mi代に入ったと筆者は論じており、それが農地中間管理事業という、農地集積で、企業参入を呼び込む土台作りと私は考えたのですが、北海王での集積率は86・7%だったのでしょうが、そううまく入っていないということです。
  新潟市革新的農業実践特区の現場から 伊藤亮司
  今はやりの国家戦略特区が、農業分野においても、個々新潟市で行われています。戦後農村地域の民主的な歯止めであった、農業委員会制度を骨抜きにするものです。
  集落営農の展開 問題の多い税制「改革」とこれからの農業、農村 佐伯徳明
  2000年当時から集落法人を立ち上げ、今日まで継続している三森原の人々の敬意を表します。お隣島根県の法人だそうです。法人経営の決算から、事業外収益」によるものが高いとか。地域、集落を単位とした多重で一体的な地域自治体制を再構築することを訴えておられます。
  パッションフルーツで切り開く農業の未来 梁 寛樹
 地域起し協力隊からの就農の若者の言葉です。若者の声に耳っを傾けてください。
  農は市民全体のもの─安曇野・松本地域での農業農村振興計画づくり・リーダー育成の経験から─ 佐藤 進
 ●小田原市「保護なめんな」ジャンパー問題の検証 田川英信
 
ジャンパー問題で私たちが、生活保護に携わる人々の実態について、勉強の機会を持ちました。生活保護バッシングが続く日本社会の貧しさを一日でも早く脱出したいものです。
書評 浅井春夫 著『「子どもの貧困」解決への道 実践と政策からのアプローチ』 鈴木友一郎
●連載●
 ・ おんなのRun㊽地域におとな食堂があったらいいな 和田とく
・ @NEWS 東京都の豊洲市場移転問題と百条委員会の設置 寺 洋平
・ ヨシノ葦 児童相談所D 性的虐待 打越雅祥
・ まちの財政を身近なものに!第2回 財政全体を眺める 初村尤而
 地方自治体には、多くの会計簿がありますね。単一予算主義の原則この原則は実態にはないとか、・・・会計処理方法にもいろいろあるとか・・読んでみましょう。
・ 藤井伸生のフィンランド子育て紀行 2多彩な家族支援アプローチ─学校保険─ 藤井伸生
・ 森 裕之のアメリカ便り11  Sanctuary:気高き自治 森 裕之
・ ローカル・ネットワーク Jつうしん
 東広島市の土砂埋め立て条例の強化が出ていました。
・ 史跡さんぽ㉓ おいでよ15 一宮町
・ 編集後記
 

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