広島自治体問題研究所
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広島市政白書づくり NO8

 (2018/12/13)
 
広島市政白書を読みましょう。 
 広島市政白書が11月18日刊行され、各団体部署に販売のお願いに回りました。ご協力感謝申し上げます。
当初白書作成にあたって、今までの白書作成後の活動を反省し、今回は白書を多くの人に読んでもらうこと、広島市政全般の実態をこの本が語っていることを訴える活動が重要であると、語っていました。
 しかし市職労の財政難が明らかになり、印刷部数の制限が起こり、全体で200部の印刷に留まりました。
  販売要請で、各団体に伺うと、予定の部数を超える冊数が出るなど、この対策を協議することを続けてきたところです。
 
松井市政とは何か、総論を読もう
 広島市長選挙に松井市長だけが立候補を表明する事態を受け、松井市長3期が続くと、広島市の姿は大きく変わり、周辺地域は寂れ、災害体制は不十分なままに置き去られる姿が予想されます。
 このことを白書では、総論で、松井市長の地方自治体政治のあり方を問い、財政的には、全国で高い位を占める1兆円を運営しているにもかかわらず、市民の生活が豊かになっている思いは少なく、企業育成の補助金には46億円もの出しているのに中小企業予算は9億円となっています。
災害に強い街づくりを!!
  また災害に対する基本姿勢は、「自助・共助・そして公助」とこれを前面 に大きく唱えていますが、これでは、災害にあった時の責任を回避する言葉としか受け取れません。地方自治体の役割である、市民のいのちとくらし守る役割の放棄です。
  最近の災害を見るにつけ、早期に危険個所に対策を公助として率先して行う 首長でなければ、安心・安全な都市とは言えないでしょう。
広島市職員の声を聞こう
 またこの白書では市職員の実情が述べられています。本来公務員として、市民生活の実情を把握し、その改善に税金を使い喜ばれる仕事でしたが、今の市長はトップダウンで企業優先の方向の施策を推進し、市民生活にかかわる政策には少ない人員を押し付けて、さも災害対策は十分だと、周りの市町への応援を行うと呼びかけているのです。 
 広島市内の実態を十分つかむことなく、このような対応しかしない、松井市長のワンマンぶりを告白しています。
広島市内民主団体の広島市政の評価を読もう
 今回各論には8分野22の論文が掲載されています。どれもこの間の松井市政に対する評価は厳しいものが描かれています。
 皆さんにお願いです。あなたの属されている分野以外ついて、この本から読み取ってください。あなた方の困難性の現況を改めるためには、松井市長の政治姿勢を変えるしかありません、また皆さんの統一した行動がなければ決して改めることはできません。同じような困難の実態を共有し合いながら手を結ぶことが今求められ、来年は、そのことが結果として現れる可能性があります。
増刷を行うことになりました
来年の4月地方統一選挙で、私たちは意見を発表し、政治を変える機会がです。そのためには、学習が必要です。そのため、今回あらためて増刷し、必要にこたえたいと思います。また、学習会の予定なども訴えていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
 
広島市政白書目次
旧市内区域図

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