広島自治体問題研究所
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ひろしまけん未来チャレンジプラン出前説明会報告

 (2017/03/21)
 
  3月15日 広島自体体問題研究所は、広島県の中心的計画であるひろしまけん未来チャレンジプラン出前説明会を中区のゆいぽーとで、広島県職員を講師に19人の参加で開催しました。
 講師から、「このビジョンは「仕事も暮らしも。欲張りなライフスタイルの実現」 に向けて、県民の皆さんに身近に感じてもらうためにつくられました。」との説明から始まり、2010年の最初のビジョン策定段階から5年後の改定に至るまでの経過について説明がありました。
 この説明で明らかになったこととして、次のようなことがありました。
1.このビジョンは、今までの総合計画とは異なる考えで作られた。県行政の全領域を網羅したものでは    ない。
2. 4つの政策分野、人づくりで,安心なくらし、豊かな地域づくり、新たな経済成長の分野を挙げ、これ
  が循環することによって、良い効果になるようめざす。
3.湯崎知事の成果として、合計特殊出生率が改善して、国よりも高い水準。28年最新は1.6までいっ
  た。観光客数と観光消費額が大きく伸びた。
4. 県民アンケートで、子どもがほしいとの希望が多いこと、高校生に、6割強が県内の就職・進学を希
  望している、この希望を叶えることを課題とした。
5.  8.20の広島土砂災害で、安心安全の意識の高まりが非常に大きい。
6.  国にあわせ、地方創生が叫ばれ、まち・ひと・しごと総合戦略を作った。
7.  ビジョンのそもそもの考え方として、イノベーションとは、強みを生かすとは、そして人口ビジョンの
   内容を解説しました。
8.  改定にあたって整理したこと。人づくりで、少子化対策、女性の活躍、働き方改革を入れ、新たな経
  済成長では、産業イノベーションと統一した。安心なくらしづくりは、医療と介護を統一的にやってい
  く、防災・減災に取り組むと、豊かな地域づくりでは、魅力ある地域環境と広島ブランドと広島市の
  都市圏魅力の向上を後押しします。中山間地・平和貢献は広島県の大きな課題としてそのまま掲載
   した。
 
質疑応答では、厳しい質問16と丁寧な回答がありました。
 ビジョンつまり夢(経済原理に縛られたの中で)を語ることを、最優先にするあまり、現実を広くつかむこと、県民に寄り添うという姿勢、などが不十分と見ました。
「わかってはいましたが、県民の声というものは反映されていない、
実態をつかんでいないものであると感じました。」との感想がありました。
                             文責 事務局
 
DL:66.pdf

(290315講演資料【自治体問題研究所】.pdf)
876843バイト
DL:66.docx

(出前説明の概要と厳しい質問事項.docx)
231967バイト

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