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かき船(料亭)パンフ
「原爆ドーム近くの
  かき船(料亭)営業を許すな」発行される

 (2017/12/13)
 
 広島原爆ドーム近くのバッファゾーン内に、昨年から営業を開始したかき船(料亭)について、かき船問題を考える会・ひろしま自治体問題研究所が共催して、「原爆ドーム近くのかき船(料亭)営業を許すな」のパンフを発行しました。
 経過報告
この問題は広島自治体問題研究所では、ひろしまの地域とくらしの月報で、2015年5月号 ●料亭船(かき船)の新たな係留の法的問題点 著者 広島大学名誉教授 田村 和之を皮切りに、今日まで11回の掲載をしてきました。とつぜん感のあるこの問題には、広島平和公園内の管理のあり方、原爆ドームの世界遺産の管理のあり方から、大きな問題であると、逐次その時の状況を踏まえ報告を重ねてきました。左の「地域とくらし」の目次を添削して必要あれば広島自治研まで!
裁判闘争へ
 また、運動団体のかき船問題を考える会(2015年1月)は、この問題の発覚の時期から市民運動として、高校生や地域の人を含んで、様々な運動を企画取組み、現在裁判闘争を闘ってきました。
この裁判闘争が、2015年6月11日から開始され、この経過を広く市民の方々に、理解していただき、原爆ドームのバッファゾーン内でのこのようなかき船(料亭)営業に多くの方々の批判を集め、船といわれるのなら別の地域に移動していただき、健全な環境を、原爆ドームに取り戻すことを願っています。
イコモスの見解
 今回の裁判で、このかき船(料亭)が侵している数々の違法性を明らかにし、行政の是正を求めてきましたが、裁判所は傍聴していても、根本的なことを不明確にやりすごうそうとしておりました。このようなことが、今後ともおこなわれるならば、イコモスの見解でも明らかなように、「人類史上初めて使用された核兵器の参加を如実に伝え、時代を超えて核兵器の廃絶と、世界の恒久平和の大切さを訴え続ける人類共通の平和記念碑」として世界遺産に登録されましたが、バッファゾーン内でのこのような維持管理の問題が解決されなければ解除されるとともに、日本の平和運動の評価を世界的に下げることになってしまいます。
「鎮魂と平和への祈念の意味との深い繋がりをもったエリア」の復活を
 ぜひ多くの方々がこのパンフを読み、原爆ドーム近くのかき船(料亭)の営業を許さない、早期に撤退をさせ、8月6日の原爆被爆者慰霊祭・灯篭流しを、心から祈念できるようにしていこうではありませんか。
パンフの申し込み先
このパンフの配布については、広島自治体問題研究所でも扱っております。ファックス又はメールで申し込んでください。1冊A4版 P16 ¥300円です。
                           広島自治体問題研究所
                          FAX 082-298-204 
                          メール:hjitiken@urban.ne.jp
 

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