広島自治体問題研究所
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11.13広島市政シンポジュウム
ともに考えよう
        広島市の進むべき道
             大型開発か、市民生活優先か
傍聴記

 (2016/11/17)
 
 11月13日広島市中区で、市民団体(広島市にくらし・福祉・教育の充実を求める共同行動実行委員会、二葉山トンネルに反対する市民の会、生活と健康を守る会)主催で、広島市政シンポジウムが5本の報告と4本の意見発表が行われ、70人が参加されました。

  開会のあいさつ(金子秀典共同代表)につづき、広島市政シンポジウム(コーディネイター 広島民商:河辺尊文)があり、「広島市財政と広島都市圏構想」、「広島市の子ども医療費補助制度の現状と今後の運動について」、「広島市立広島特別支援学校(市立広島特支)の現状と課題」、「広島市の介護をめぐる状況」、「広島高速5号線 二葉山トンネル七つの大罪」の報告がありました。

  会場からの意見として、「松井市政の2期目の評価」、「障害のある子どもの学校」、「放課後児童クラブ」、「かき舟問題について」などの意見も出されました。
  平和の問題の運動が共同行動の車の両輪の一つとするならば、一方の暮らしの問題を中心に、地方自治体へ働きかけをするこのシンポジウムが、今後どのような動きをするか注目したいと思います。
 この共同行動実行委員会には加盟する団体が26団体と幅広くあり、日常的に、これからの運営をつかさどる事務局体制の確立と、市民生活優先の広島市政転換へ共同して歩んでいってもらいたいものです。
                     文責:広島自治体問題研究所事務局
               

DL:56.doc

(広島市政シンポ詳細.doc)
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自治体問題研究所・地域研究所中国BL 交流集会

 (2016/11/17)
 
1 日時:2016年12月17日(土) 
     13:30〜17:00 
2 会場:広島県立健康福祉センター 
     中研修室
 (広島市南区 皆実町1-6-29 
  広島駅から広電市内電車にて約20分)


 
 
3 内容:基調講演と意見交換
 講師:村上 博 (広島修道大学教授・広島自治研理事長)
 演題:「連携中枢都市圏構想」と地方自治
4 各地域研究所の会員(自治体職員、地方議員)一般市民など広く参加を呼びかけます。
  各地域での「連携中枢都市圏構想」や「広域連携」、地方創生「総合戦略」の動きや実態について意見交換を行いたいと思います。中山間地域や離島地域を持つ各地域研究所からの報告を期待します。




 
 
                

DL:54.pdf

(ビラです.pdf)
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2016 広島自治体学校 報告

 (2016/10/26)
 
 2016広島自治体学校が、10月23日、広島自治体問題研究所(村上博理事長)主催で、広島市南区で、広島の地域とくらしに関する4分野の方からの報告と、参議院選挙後の政治情勢の変化について、一橋大学名誉教授渡辺治先生の記念講演の2部構成で、約70名の参加がありました。

 午前中は、第 1 部 リレートークと題して、
広島の地域で起きている、
1.教育への行政介入
 軍港のまち呉市の行政運営について、元教師の立場から、教育現場への行政から「大和ニュージアム」鑑賞の強制など介入の実態を明らかにされました。

2.岩国市基地交付金とまちづくり
   防衛予算の枠を使っての、新庁舎建設など行政運営への介入の実態、交付税との兼ね合いなど、自立した行財政運営との絡みが報告され、基地拡張でまちづくりがおろそかになっている実態を告白されました。
 
3. 広島県における「子ども・子育て支援新制度」施行後の現状調査報告  
 新保育制度が施行されているが、広島県内どこでも安心・安全・豊な保育を保障すべき責任ある自治体間に格差がある事を明らかにした調査報告でした。

4. 深刻化する高齢者の生活実態
 介護保険制度の改悪によりますます高齢者への負担増が進む実態を日ごろから接している行政マンとしての告白でした。
     どれも貴重な内容でした。

 午後からの記念講演は、
「安倍改憲の新段階と日本のゆくえ ー改憲を阻む市民と野党の共同をー」と題して、豊富なデーターを基に、参議院選挙の特徴を指摘し、安倍信三首相が何を考え、何をやろうとしているのか、
 しかしそれを阻む市民の運動の果たした役割と、日本国憲法の持つ意義について、歴史を掘り起こしながら、現代の課題を明らかにする講演となりました。
 
 また、今後の運動課題について、平和とくらしの問題をいかに両輪の輪として総がかり行動に位置づけ、内容を、豊かな運動に作り上げることが大事だと熱く語られました。
                                        文責事務局
  参加者からの感想文を添付しますので、ご意見があれば、広島自治研へメールをしていただければ幸いです。
今後、今回の内容について、テープ起こしを行い発表しますので、ご期待ください。
  なお当日、渡辺治先生の著書
  『現代史の中の安部政権』1800円
  『日米安保と戦争法に代わる選択肢』2300円
が若干残っていますのでお買い求めください。
 
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(2016.docx)
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10.18 「備北まちづくり研究会」報告

 (2016/10/21)
 
 備北まちづくり研究会開催
10月18日、三次市で、備北まちづくり研究会が、地域循環型経済を考える交流会を、約30名の参加で開催されました。
 この研究会は、今年の4月17日の地域循環型経済を考える交流集会を受け、広島県の備北地区の三次、庄原の両市の地域づくりを考えるため、スタートに先立ち、民商や自治体労働組合の役員、広島自治体問題研究所が協議を行い、地元三次民商に事務局を置くことにしました。
 まちづくりを進める契機にしてほしい
  研究会は、共催である広島自治体問題研究所の橋本和正事務局長が開会あいさつ、経過報告を行い、地域循環型経済(地域内でモノや資金が循環する経済)をめざすまちづくりをみなさんで進める契機にしてほしい」と呼びかけました。
 地域からの報告
 三次民商の作田訓洋事務局長と庄原民商の深屋進事務局長が、両市の地域経済政策の特徴を報告、庄原市が制定している中小企業振興条例を三次市は制定していないことや、両市の住宅リフォーム助成制度、小規模修繕工事契約登録制度などについて報告があり、近い自治体でありながら相違点が明らかになりました。
交流内容 
 参加者からは、備北地域の経済振興施策に対する意見や、議会での審議状況の違いなどの報告があり、最後に、アドバイザーとして要請された保母武彦 島根大学名誉教授が、「『地方創生』は地域の活性化にはつながらない。地方に策定させた「人口ビジョン」の成果を国が点検し、頑張らなかった地方は補助金も交付金も減らし、消えてもらうしかないというもの。三次、庄原で住民自治に基づき、住民が地元に誇りを持てるまちづくりを進めていこう」と助言されました。
 参加者の感想意見
 今回のように自由に地域のことが話せる場がほしいこと。保母先生の地域おこしの具体的な話をもっと聞きたい。今回は、民商が中心でしたが、これから、恒常的な研究会にしていくためには、自治体労働者、農民。議員など広範な市民と手を結んで取り組んでいくことが必要と考えます。保母先生の短いまとめのなかに、まちづくりのヒントがあるように思いました。などがありました。
  後日保母先生から
「お役に立ったかどうか心配ですが、備北は瀬戸内沿岸部とは地域特性も課題も異なり、「まち研」をつくる適地だと思いました。
是非とも成功させてください。私にできることなら、応援しますよ。
 
地方創生で、2市の人口ビジョン、市の総合戦略をつくっておりますが、市の行政には、目標実現の意識が薄いと思います。
「まち研」グループとしては、本当に目標が達成できる方向で進んでいるのか、今の段階でチェックを始める必要があると思います。
議員がおられますので、議員とともに、地方創生の数値目標を整理し、これに照らして現在の進行状況を人口動態(旧市町村単位、IUターンなど)、福祉、産業、教育と子育て環境などでチェックし、2、3月議会での質問の重要な論点になるように、作業が出来ないものでしょうか。
この作業は、「まち研」の地域政策づくりの第一歩になります。
この現状が明確になれば、市長や行政への「お任せ民主主義」をやめて、住民参加を強めなければいけないという市民の自覚を高める契機になるのではないでしょうか。」
   保母武彦

 

4.17「地域循環型経済を考える交流集会」報告集 発行

 (2016/10/21)
 
 去る4月17日に開催された、地域循環型経済を考える交流集会の報告集が10月23日、編纂 広島県商工団体連合会・広島自治体問題研究所で発行されました。

この報告集は、
1.民商と地域研究所の連携で実現した情報交換・
     学習会の報告書です。
2.全国的なTPP問題と地域の諸課題を結び付
     けた集会をまとめた。
3.地域の商店街の具体的状況の報告・課題が
      報告されている。
4.地域住民の立場に立って物事を考え・実情が
      報告されている。
5.小規模企業振興・基本条例策定の過程・実例に言及している。
等の特徴を持っています。
 
内容は、当日の基調報告・シンポジュウムでの報告・意見交流等のテープ起こしをしたもの、資料となっています。

今後の地域の活動の参考資料として、多いに普及していきたものです。
取り扱いは広島自治体問題研究所で、B5版64p 頒価 500 円です。
 
DL:51.pdf

(2016.pdf)
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2016ひろしま自治体学校ニュース NO6

 (2016/10/18)
  講演会まじか参加を訴えます!!!

渡辺治先生の著書、
現代史の中の安部政権 かもがわ出版 1800円
日米安保と戦争法に代わる選択肢 大月書店 2300円
の本が当日販売できます。
お誘いあって、ご参加ください。
午後の講演は、8階大会議室200人収容可能です。

日時:2016年10月23日(日)
      開    場   9:30
      リレートーク  10:00から12:00 中研修室
      記念講演   13:30から16:30大会議室
場所:広島県健康福祉センター
       広島市南区皆実1丁目6-29 ☎082-254-1166
    

2016ひろしま自治体学校ニュース NO5

 (2016/09/20)
 
リレートーク報告者決定!!!

渡辺治先生は、午前中から参加されます。
お誘いあって、ご参加ください。
午後の講演は、8階大会議室200人収容可能です。

日時:2016年10月23日(日)
      開    場   9:30
      リレートーク  10:00から12:00 中研修室
      記念講演   13:30から16:30大会議室
場所:広島県健康福祉センター
       広島市南区皆実1丁目6-29 ☎082-254-1166
    
DL:49.pdf

(ビラの拡散をお願いします.pdf)
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連絡先 〒730-0051 広島市中区大手町5丁目16−18    

Tel: 082(241)1713 Fax: 082(298)2304  E-mail: hjitiken@urban.ne.jp