広島自治体問題研究所
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2017年8月号 読者の広場

 (2017/07/28)
 

目次
事務局として気になった記事にコメントを載せます。一緒に読み合わせしましょう
●特集
今回の特集は、県政白書作成時に、自治体として、貧困問題をどう扱うのか、特に女性の貧困に関して、県の仕事とはどんなことが可能であり、実施することができるのかを模索していました。この特集を読みこみ参考にしたいものです。
●女性と貧困─見えない貧困への自治体の取り組み─
自治体がこの課題に取り組むにあたっての心構えが書いてあるようです。国の仕事というよりも身近な自治体の仕事であり、それを調整する県の仕事探しをしていものです。

•貧困下におかれた女性の支援 ─自治体の取り組みのあり方─ 木下武徳
女性の貧困に注目する理由は、この問題が男性より貧困に陥りやすいからと、社会背景を学ぶことが必要です。非正規労働の問題、女性と暴力、社会保障制度の改善など課題を挙げています。

•見えない女性の貧困とその構造 ─ホームレス女性の調査から─ 丸山里美
なぜ女性のホームレスが少ないのか、あなたの答えは何ですか。

•非正規職シングル女性の社会的支援 ニーズ調査とプログラム開発 植野ルナ・秋葉由美
新しい可視化の課題に取り組んだ報告です。ミドル世代の非正規職のシングル女性の課題が報告されています。

•孤立した少女を支援する ─Colaboの取り組みから─ 仁藤夢乃
高校女性の心からの訴えを聞いてください。このような児童を作らない親の責任を感じると同時に、社会の見方を変えていきたいものです。

•母子生活支援施設入所の阻害要因 大山典宏
母子家庭という言葉を、広島県のチャレンジビジョンから見つけ出すことに一苦労しました。ひとり親家庭となっており、父子家庭を含めて論じています。この問題に対する認識の違いでしょうか。国県が真剣に取り組まなければ、「送りた」「受け手」の課題が解決を困難にしているようです。広島県には約2万世帯のひとり親家庭があるようです。
•母子生活支援施設の現状と課題 ─ひとり親家庭をいかに支えるかー 菅田賢治
入所から退所までの3ヶ月間で何ができるのでしょうか?この母子生活支援施設が公営・公設が減少している、全体では、10年間で80ヵ所減となったそうです。DVの増加など、必要性はどうかしているはずですが、
•書評 加茂利男 著『地方自治の再発見 不安と混迷の時代に』 中嶋 信
•オホーツク地域自治研究所創立20周年記念─地域と自治に根差した学習会でさらなる飛躍を─ 菅原 優
•京都戦後民主運動 歴史資料アーカイブ 池田 豊
•故郷・鳥取で「真の地方再生」をめざす「とっとり自治体問題研究所(仮)設立準備会」発足! 池成福巳
 広島の隣の県ですが遠く感じますが、私たちの初心を体現する活動が生まれています。今後の活躍を期待しますし、またお会いしましょう。

•自治体問題研究所第57回総会報告
 自治体問題研究所の総会文書は、私たち地域研究所の課題を大きくとらえていますが、私たちはその一分野を担っていると自負したいものです。小さな地域研究所が集まっている、自治研ですから。

●連載●
•おんなのRun51 自然の持つ豊かな力─高尾山麓から、子どもと自然と平和のために─ 奥田さが子
•@NEWS 名古屋城天守閣木造「復元」に異議あり! 山口由夫
•まちの財政を身近なものに! 第5回 地方交付税─交付税措置は本当か? 初村尤而
 地方交付税の算定に生かされていますと、本当かなと疑っていた、臨時財政対策債について、書かれています。
この地方交付税制度が危ないとか。もう少し勉強しましょう。この制度の問題点は自転車操業だそうです。
•まめの木 再開発ってなんだ2 軒を貸して母屋取られる”権利変換” 遠藤哲人
 最近あちこちで高層マンションが建っていますが、昔の「地上げ」が合法化された「権利変換」で行われているとか、知りませんでした。

•いのちと健康を守るメンタルヘルス対策 第2回 簡単な自己診断テスト 天笠 崇
 メンタルヘルスが時代の寵児となって久しいですが、自己診断して早期発見早期治療を、周りの方は気をかけてあげてください。自分でも図2をやって診断してください。

•藤井伸生のフィンランド子育て紀行 5 子育てしやすいまちづくり 藤井伸生
 
フィンランドの子どもは、社会の宝と、児童公園の「公園おばさん」と称される人が配置されている広場がたくさんあるとか、児童施策関係者はフィンランドに行って現地を見て確信にしてください。
•ローカル・ネットワーク
Jつうしん
•史跡さんぽ26
•おいでよ18 ニセコ町
•編集後記



2017年7月号読者の広場

 (2017/06/27)
 

目次
事務局として気になった記事にコメントを載せます。一緒に読み合わせしましょう。
●特集●我が事・丸ごと「地域共生社会」の不安と希望をめぐる
県政白書を作成の皆さん、社会保障という言葉がなくなります。改めてこの言葉の意味を学習しましょう。

•社会保障制度基盤を揺るがす「改革」−「地域共生社会」で強調される自助・共助─ 芝田英昭
このたび成立した、「介護保険法等改正案」について、そこで何が目論見られているのか、丸ごと地域に投げ込むため、この改正工程で、31法案を一挙に改正しています。このやり方は、子ども子育て支援法、地方自治法の改正等々のやり方の踏襲であり、私たちがじっくり学習しないととんでもない誤謬と、障害者支援などをなくすことになりかねません。憲法の改正を地で行くものです。

•障がいのある人にとっての「我が事・丸ごと」の影響と問題点 小野 浩
今回の法案の審議が森友学園問題の中で、軽視され、非情に重要なことがなにも法律に明記されず、政令等に委任されたものになっています。立法府の怠慢であり、審議差し替えが必要です。市は今回出された共生型サービスにつても詳しく述べられ、私たちが求める共生社会について、4点にわたり述べられています。関係者の方々のご意見を求めます。
•地域包括ケアと白十字ホームの活動 西岡 修

東京都の郊外の東村山市に、白十字ホームが1967年に設立され、ボランティアを受け入れ地域との協働活動を行っています。1970年代後半には施設の社会化運動に取り組み、「わらしべ長者方式」を生みだしました。国が進める地域包括ケアシステムには、特別養護老人ホームは、枠外となっています。ボランティアに頼るケアシステムですが、最も重要なことは「人」です。「施設と地域」と言っても、共感しあう人の集まりをコーディネイトできる人材を得ることが大切です。
•地域を足場に、住民参加で進める松本市の「地区福祉ひろば」 塩原 航
地区福祉ひろばは1992年に松本市独自の事業として生まれ、福祉拠点として、「高齢者福祉」の枠を超えて、「地域づくり」へ発展していきました。福祉とは住民の幸せのこと」という単純な言葉で表現されています。一方筆者は「行政福祉」と「地域福祉」の関係を問うておられます。あなたならどう思いますか。

•生活困窮者自立支援制度におけるユニバーサル就労の活用 下村 功
2015年4月から施行された、生活困窮者自立支援制度のなかで、中間的就労」(ユニバーサル就労)について具体的な報告されています。生活困窮者一人一人に寄り添った支援の必要性と、受け入れる企業・団体の普及そして「その後」のステップアップを説いておられます。この課題と、生活保護制度との関係に私は?でした。

•自治、福祉の視点からみた「避難指示解除」─福島・6年後の帰還─ 丹波史紀
2017年4月は、福島の被災者・自治体にとって大きな課題の提起がされました。あれから6年がたち、今避難解除指示を出した政府は、責任ある役割を果たしているのでしょうか。住民の生活再建をどう保障するのでしょうか、小規模事業者にとって生計が保証されるのでしょうか、自然からの脅威が生まれていますが、いまだ帰還に同意できない住民のことを考えているのでしょうか。帰還政策が先行して、役場機能が入りはしましたが、住宅問題をはじめ福祉制度の行政事務はどこが担うのか、模索中です。地方自治が根底から覆され、ゼロからの出発となっている現状からの復興を私たちも支援していきたいものです。

•大阪市営地下鉄・市営バスの廃止条例が可決─民営化で奪われる市民の交通権をいかに取り戻すか─ 土居靖範
2018年4月から大阪市の公共交通が、民営化されます。採算が取れなく手のものではなく、悪質な詐欺として行われています。生活と基本的人権を地域で守るため、交通権保障が重要だと筆者は訴えています。広島自治研でも、『移動制約者と地域交通』という本を出していますので参考にしてください。

•第59回自治体学校in千葉 現地から 千葉県に「財産」をつくる学校を目指して 長平 弘
•書評 相川俊英 著 『地方議会を再生する』 坂本 誠
•書評 関耕平ほか著 『農山村地域と鉄道の役割に光をあてる─「三江線の過去・現在・未来」に学ぶ─』 佐々木忠
 三江線ということで、広島県民には、身近な問題を扱っている。広島自治研の月報でも、398号・401号で取り上げています。ぜひ併せお読みください。

•書評 にいがた自治体研究所 編集・発行『県民は、なぜ米山知事を選んだのか 新しい市民政治への期待と展望』 池田 豊
●連載●
•おんなのRun㊿原発のない社会は未来の命へのわたしたちの責任 丹治杉江
 原発の被害は、広島での被害と同じような歴史をたどっていますが、3.17前橋地裁判決で、「津波の予見可能性があったのに東電は安全性よりも経済性を優先。国は東電の姿勢に対し規制責任を果たしさなかった」と、画期的な人災と認めています。この行くへを見守りたいものです。

@NEWS 「新ぐるりんこ」が支える浪江町民の願い 神長倉豊隆
原発で避難させられ、このたび避難指示解除区域、居住制限区域が解除され帰還ができるようになったが、多くは高齢者だと、地域にとって、移動手段をNPO が守ろうとしています。要求を基の活動をいつまでも続けてほしいものです。

•まちの財政を身近なものに!第4回 公共サービスの財源 初村尤而
•藤井伸生のフィンランド子育て紀行4 青少年へも積極的に関与 藤井伸生
社会福祉の進んだ国、今回は青少年ネウバラを紹介しています。捜索隊・若者の家があり、役所的でなくて気軽にいられる」スタッフは、「その人の存在を認めてあげ、真正面から向き合う」とか。

•新連
•まめの木 再開発ってなんだ@東の「モリトモ」疑惑は“再開発” 遠藤哲人
•いのちと健康を守るメンタルヘルス対策 第1回 増える精神疾患による公務災害 天笠 崇
広島県職員の中にも多くのメンタルヘルスに悩んでいる休職者がおられます。これから一緒に学習していきましょう。

•ローカル・ネットワーク
•第59回自治体学校in千葉 現地から 千葉県に「財産」をつくる学校を目指して 長平 弘
Jつうしん
•史跡さんぽ㉕
•おいでよ17 檜枝岐村
•編集後記



2017年6月号 読者の広場

 (2017/05/26)
 

目次
事務局として気になった記事にコメントを載せます。一緒に読み合わせしましょう。
•●特集●生物多様性の保全─個性豊かな地域づくり─
•生物多様性の主流化と地域づくりの課題 吉田正人
 2010年10月の愛知県名古屋市で開催された生物多様性条約第10回締結国会議(COP10)が語られて以降の課題を明らかにしています。圃場整備事業を担当したものとして、当時大きな課題が提起されたことを思い出します。これ以降の実態について、広島県ではどう扱われているでしょうか。
 広島県では、県は未加入で、広島市(web)福山市(web)北広島町(web)のみでした。

•野生生物を軸にした多元的価値の創出─コウノトリの野生復帰を事例に─ 菊地直樹
 2003年の自然再生推進法が施行され、再生の意味を、コウノトリに託した活動です。広島県はこのような活動が、八幡湿原を中心に取り組まれていますが、県の姿勢を、応援したいものですが。
•サンゴ礁文化を継承する里海づくり 石垣島白保集落でのサンゴ礁保全活動を核とした地域づくり 上村真仁
•海の中に森をつくる 子どもを核にした山・川・海の循環モデル 神田 優
•鹿追町の「新地球学」とジオパークを活用した地域づくり ─持続可能な社会の構築を目指して─ 大西 潤
 ジオパークとは、学術的に貴重な自然・文化遺産を持つ地域が、その遺産を保全・教育・ツーリズムに活用し、持続可能な地域の構築を目指すもので、現在、国内には43のジオパークがあるそうです。残念ながら、広島県にはありませんでした。振り返ると、広島県の行政には、このような考え方が、非常に乏しいと思いました。

•青森県地域医療構想は「ダメ構想」─「社会的共通資本」を核に書き直そう─ 大竹 進
 病床の削減を目的に行われる、地域医療構想は、広島県では、6634勝を削減する計画です。ここで指摘されている、医師不足、救急医療、みとり、在宅医療、ホールディングカンパニー型医療法人批判について、広島県の医療構想を考えてみてほしいものです。この対極として、「宇沢先生の『社会的共通資本』の考えを広めています。

•書評 岩見良太郎・遠藤哲人 著 『豊洲新市場・オリンピック村開発の「不都合な真実」』 市川隆夫
59回自治体学校in千葉からのお知らせ
•●連載●
•おんなのRun㊾ 自分の力を信じて産む ─1500人目の赤ちゃん誕生─ 柳澤初美
@NEWS 厚生連の「危機」に住民とともに立ち向かう 鈴木土身
•ヨシノ葦 児童相談所 最終回 関係機関との協働とは 打越雅祥
•藤井伸生のフィンランド子育て紀行3 充実した親支援─ファミリー・リハビリテーション─ 藤井伸生
•森 裕之のアメリカ便り 最終回 アメリカ生活を終えて 森 裕之
 幸福とは人間関係・多様性を尊重する社会の小言葉が、卒論の言葉でした。

•まちの財政を身近なものに! 第3回 自治体の公共サービスと歳出 初村尤而
•ローカル・ネットワーク
Jつうしん
•史跡さんぽ㉔
•おいでよ16 本山町
•編集後記



2017年5月号読者の広場

 (2017/05/23)
 
 目次
事務局として気になった記事にコメントを載せます。一緒に読み合わせしましょう。
●特集●農業政策に翻弄される自治体
   農政改革がもたらす農村の変容と対抗─農地中間管理事業を対象に─ 安藤光義
 この論文の前半部分は、かって自民党の票田であった農林族の消長と、官邸主導の歴史を描き、それがもたらしている、農政の混乱を明らかにしています。
後半部分は、農地・地代の集積問題が、資本主義社会での大きな課題あり、今農村社会に、地元での話し合いを基盤に農地の自主的管理のために、地域づくりを前面にした市町村の役割が求められています。

  迷走する農地中間管理事業─北海道における3年間の実施経過から─ 東山 寛
農業の構造が動く時mi代に入ったと筆者は論じており、それが農地中間管理事業という、農地集積で、企業参入を呼び込む土台作りと私は考えたのですが、北海王での集積率は86・7%だったのでしょうが、そううまく入っていないということです。
  新潟市革新的農業実践特区の現場から 伊藤亮司
  今はやりの国家戦略特区が、農業分野においても、個々新潟市で行われています。戦後農村地域の民主的な歯止めであった、農業委員会制度を骨抜きにするものです。
  集落営農の展開 問題の多い税制「改革」とこれからの農業、農村 佐伯徳明
  2000年当時から集落法人を立ち上げ、今日まで継続している三森原の人々の敬意を表します。お隣島根県の法人だそうです。法人経営の決算から、事業外収益」によるものが高いとか。地域、集落を単位とした多重で一体的な地域自治体制を再構築することを訴えておられます。
  パッションフルーツで切り開く農業の未来 梁 寛樹
 地域起し協力隊からの就農の若者の言葉です。若者の声に耳っを傾けてください。
  農は市民全体のもの─安曇野・松本地域での農業農村振興計画づくり・リーダー育成の経験から─ 佐藤 進
 ●小田原市「保護なめんな」ジャンパー問題の検証 田川英信
 
ジャンパー問題で私たちが、生活保護に携わる人々の実態について、勉強の機会を持ちました。生活保護バッシングが続く日本社会の貧しさを一日でも早く脱出したいものです。
書評 浅井春夫 著『「子どもの貧困」解決への道 実践と政策からのアプローチ』 鈴木友一郎
●連載●
 ・ おんなのRun㊽地域におとな食堂があったらいいな 和田とく
・ @NEWS 東京都の豊洲市場移転問題と百条委員会の設置 寺 洋平
・ ヨシノ葦 児童相談所D 性的虐待 打越雅祥
・ まちの財政を身近なものに!第2回 財政全体を眺める 初村尤而
 地方自治体には、多くの会計簿がありますね。単一予算主義の原則この原則は実態にはないとか、・・・会計処理方法にもいろいろあるとか・・読んでみましょう。
・ 藤井伸生のフィンランド子育て紀行 2多彩な家族支援アプローチ─学校保険─ 藤井伸生
・ 森 裕之のアメリカ便り11  Sanctuary:気高き自治 森 裕之
・ ローカル・ネットワーク Jつうしん
 東広島市の土砂埋め立て条例の強化が出ていました。
・ 史跡さんぽ㉓ おいでよ15 一宮町
・ 編集後記
 

2017年4月号読者の広場

 (2017/03/29)
 

目次
事務局として気になった記事にコメントを載せます。一緒に読み合わせしましょう。
特集●「コンパクトシティー」の高リスク
今回の特集は、中心市街化活性化法が制定され、都市計画の理念とは裏腹に、大規模開発を行うための、コンパクトシティーが流行りだしています。
本来、都市の役割は、住民が生活し、暮らしを行う場であったはずです。
地方創生の名のもとに、周辺地域との格差を生むことに、何ら配慮しない施策に警鐘を鳴らしています。

•「コンパクトシティー」の理念と政策を考える 海道清信

•コンパクトで進み出した大規模開発、なぜ失敗するのか 中山 徹
•岐阜市におけるコンパクトシティー政策と現実の課題 富樫幸一
•漂えども沈まぬまち ─高松中央商店街の30年─ 田村彰紀
•曲がり角の富山型コンパクトシティー 渡邊眞一

危機に立つ日本社会と民主主義 ─沖縄・大学の自治権を中心に─ 宮本憲一
 地方自治分権法が成立したことを、全く無視した、現最高裁判決は、沖縄県民の自治権を奪いまた、社会的差別を容認しています。今憲法の番人である憲法審査権を放棄している判決でもあります。「ひろしまの地域とくらし」2017年4月号と併せ読んでください。
•トランプ新大統領・TPP・農協改革の問題点 ─総合農協解体のねらい─ 神田健策
トランプのTPP離脱により、一見おさまったかに見えた農業・農産物市場へのアメリカの介入は、2国間協定で一層厳しさが増しています。売国奴的な安部首相のトランプ外交に要注意です。また筆者は農協の問題についても言及しています。協同組合としての総合農協の活躍を見守りたいと思います。

●新連載●
•まちの財政を身近なものに! 第1回 財政とは何ですか? 初村尤而「
「財政とは、国家や地方自治体など権力団体の経済である」何か難しいかな、財政民主主義の原則が3つあります。あげてみてください。

•藤井伸生のフィンランド子育て紀行 1 子どものいのちをどう守る 藤井伸生
県政白書の学習会で、ネウボラの言葉が出てきました。フィンランドを手本にしているとは聞いていましたが、国情があまりにも違いすぎないか、疑問視していました。これから学習しましょう。

●連載●
•おんなのRun㊼故郷の土砂を新基地建設に使わせない
•八記久美子
@NEWS艦載機来るな! 米軍岩国基地は、思いやり予算で建設ラッシュ 藤本博司
今回の藤本さんは、昨年の広島自治体学校で、岩国市の財政と基地問題で報告していただいた方です。「ひろしまの地域とくらし」2017年3月号と併せお読みください。
•ヨシノ葦 児童相談所C 追い詰められる親と子、そして職員 打越雅祥
•森 裕之のアメリカ便り 10 アメリカの医療問題 森 裕之
民間保険を活用したオバマケアの内容がよくわかりますよ。日本公的医療保険制度は世界保健機関から世界最高の評価を受けているとか、…知っていましたか?

•おいでよ14 関川村
•ローカル・ネットワーク
Jつうしん
•史跡さんぽ㉑
•編集後記



2017年3月号読者広場
 

 (2017/02/23)
 

目  次
事務局として気になった記事にコメントを載せます。
•●特集●震災「借り上げ公営住宅」に向き合う自治体
 災害列島の日本で、いつも、どこでもこの問題は、直面する問題で、1996年改正公営住宅法、1998年「被災者生活支援法」以降どんどん改正されているのだろうか。「借り上げ復興住宅は臨時的措置であって居住者が減少しているため当初の目的を終了した。」というこの言葉が出てくることでは、「被災者が味わう苦しみは単なる個人的な問題の枠にとどまらず、極めて公共性の強い問題だと」、指摘はまだ十分自治体行政に反映していないと感じました。さて8.20広島土砂災害ではどうだったのでしょうか。

•「借り上げ復興公営住宅訴訟」問題とは何か─被災者に必要な「終の棲家」を─ 吉田維一
•理念に忠実な借り上げ公営住宅の政策 津久井進
•自治体の「借り上げ公営住宅」強制退去施策は、人権侵害 出口俊一
•「借り上げ公営住宅」の入居者の実態と声 市川英恵
•沖縄をめぐる政治の地表と深層 佐藤 学
 佐藤氏の分析を真摯に聞くと、いま私たち日本は、本当に危険な状態にあるのだと思います。オール沖縄の次世代の現実は、インターネット社会の到来と、就職難に誘いの手を伸ばす、
体育会系の青年会議所【JC】 の動きだそうです。辺野古の海の裁判での、最高裁判決が、大きく阻害要因として今後の翁長知事の足を縛っていることになっているとか。沖縄県の財政検証が公共事業一辺倒になっている現実を指摘しています。本土での米軍に対する誤った依存体質と、戦争する部隊が持つ反社会性に、目を向けて反対することの大切さを訴えておられます。ぜひ一読を!!
•小田原市・南足柄市合併の問題について なぜいま、合併か 大須眞治
 広島では、連携中枢都市構想が進んでいますが、平成の大合併で合併をしていなかった、東日本の地域で合併話が進んでいると、聞いていましたが、この神奈川県の小田原市がそういう動きをしていたのです。

•書評 『追悼集 石田頼房先生が遺したもの、伝えるべきもの』 波多野憲男
•書評 『地域文化が若者を育てる 民俗・芸能・食文化のまちづくり』 田所祐史
2017年度予算と地方財政 川瀬光義
 2017年度の国の予算の性格を、軍事費の増大と、地方自治体財政の破綻の促進を謀るものであることを、数値で明らかにされています。日本の国は軍国主義国家になってしまったのか。教育予算にまで防衛費がつぎ込まれ、支配されているのです。沖縄の辺野古対策で、一町内会に直接国の予算を入れるなど地方自治破壊です。

•●連載●
•おんなのRun
•園を超えた交流・学びあいで、保育・仕事を楽しくやり続けよう! 吉川博子
広島の保育士の肝っ玉母さんが登場しています。「保育のポケットがどんどん膨らん」でいます。
@NEWS
  大学院生をめぐる困難 全国26万人の生活と研究のために 佐藤和宏
•ヨシノ葦 児童相談所B ゼロ歳ゼロ月の虐待 打越雅祥
•森 裕之のアメリカ便り 9 ゲーティッド・コミュニティー─「壁」を再考する─ 森 裕之
 アメリカ社会にある壁とは、公共サービスを受けられる地区と受けられない地区にあるといいます。警察官が行く地区といかない地区があるという言葉が印象的でした。貧困の連鎖がひどいことにより地域の壁が作られるのです。今、日本もこの方向に進んでいくのでしょうか、中山間地域への行政投資は行わない、消防車はいない。病院もなし

•おいでよ13 九重町 日野康志
•ローカル・ネットワーク
Jつうしん
•史跡さんぽ㉑
•編集後記



2017年2月号

 (2017/01/27)
 

目 次
事務局として気になった記事にコメントを載せます。
●特集●団地の自治会は動く
•団地40年 ─団地自治会の現代的可能性─ 中田 実
•いちょう団地連合自治会の多文化共生事業 小松秋人・早川秀樹
•常盤平団地自治会の地域ぐるみの取り組み ─「孤独死ゼロ作戦」─ 清水美惠子
•男山地域まちづくり連携協定と新たな地域づくりの可能性
─「生業」と「暮らし」の「狭間」・「住民+α」という「まちづくりの主語」─ 寺村安道
●新春対談●
•政府のウソを見抜く力 堤 未果×芝田英昭
 ポスト真実の安部首相に怒りを覚えてきましたが、自分の頭でものを考える力をもつ努力が必要でした。それにしても、政治が金に動かされていることに気付いたアメリカ人のほとんどが愛国者とは、一歩日本の先を歩いていますか。地域でみんなで頑張ることを、勧めておられます。

•自著を語る
 
伊藤周平・日下部雅喜=著
『新版 改定介護保険法と自治体の役割 新総合事業と地域包括ケアシステムへの課題』 伊藤周平
•解説 TPP批准がもつ問題点と日米FTARCEPの危険性 岡田知弘
 TPPが流れ、二国間協議に入るとどうなるのか、アメリカは沖縄の基地負担をカードに、これまでの交渉で確約した以上のものを狙ってくると想像されます。安部首相の腹は、多国籍企業側ですので、ますます国益は失われる危険があります。
•辺野古訴訟・最高裁判決 地方自治の危機 本多滝夫
 本田先生と同じような怒りを私たちも持っています。今後裁判所に対する態度を、正面から追求する公判を演出するよう頑張りたいものです。

●連載●
•おんなのRun45
アイヌ民族の尊厳を求めて! 多原良子
@NEWS
愛知県北名古屋市 市民不在の合併騒動 子育ての北名古屋市を手放すのか 渡邉紘三
 広島自治研で、県政白書の作成が開始されましたが、平成の大合併の後遺症が県内に発生し解決ができていない問題の話題の中で、このごろ東日本の方で、また合併が進んでいるとか、この北名古屋市お前もか!!
•ヨシノ葦 児童相談所A 丸腰で対応 打越雅祥
 児童虐待対応が10万件を超すとか、これに対処する児童福祉司が2930人だとか、幼い命を大事にする先端の人々にもっと光を当ていきましょう。

18歳からの地方自治法 最終回 地方自治の魂ってなんだ? 白藤博行
 白藤先生ご苦労様でした。まさに日本は今から立憲主義・民主主義を学び始めなければならないのでしょう。裁判所の裁判官自体に、その素養がないとするのなら、今回の県政白書作成の理念も、自治体の意思決定を国に任せる民主主義を直ちにやめようではありませんか、自治・自治体のデザインは、住民自らの手でやるべき」の言葉をお借りします。

•森 裕之のアメリカ便り 8 若者の政治意識 森 裕之
 アメリカ大統領選挙の結果で、あのサンダース候補がもう一歩のところまで行った背景を感じることができました。若者の意識が芽生えているのですね。
•おいでよ12 金山町 鈴木 洋
•ローカル・ネットワーク
Jつうしん
•史跡さんぽS
•年賀広告
•編集後記



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