広島自治体問題研究所
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2017年6月号 読者の広場

 (2017/05/26)
 

目次
事務局として気になった記事にコメントを載せます。一緒に読み合わせしましょう。
•●特集●生物多様性の保全─個性豊かな地域づくり─
•生物多様性の主流化と地域づくりの課題 吉田正人
 2010年10月の愛知県名古屋市で開催された生物多様性条約第10回締結国会議(COP10)が語られて以降の課題を明らかにしています。圃場整備事業を担当したものとして、当時大きな課題が提起されたことを思い出します。これ以降の実態について、広島県ではどう扱われているでしょうか。
 広島県では、県は未加入で、広島市(web)福山市(web)北広島町(web)のみでした。

•野生生物を軸にした多元的価値の創出─コウノトリの野生復帰を事例に─ 菊地直樹
 2003年の自然再生推進法が施行され、再生の意味を、コウノトリに託した活動です。広島県はこのような活動が、八幡湿原を中心に取り組まれていますが、県の姿勢を、応援したいものですが。
•サンゴ礁文化を継承する里海づくり 石垣島白保集落でのサンゴ礁保全活動を核とした地域づくり 上村真仁
•海の中に森をつくる 子どもを核にした山・川・海の循環モデル 神田 優
•鹿追町の「新地球学」とジオパークを活用した地域づくり ─持続可能な社会の構築を目指して─ 大西 潤
 ジオパークとは、学術的に貴重な自然・文化遺産を持つ地域が、その遺産を保全・教育・ツーリズムに活用し、持続可能な地域の構築を目指すもので、現在、国内には43のジオパークがあるそうです。残念ながら、広島県にはありませんでした。振り返ると、広島県の行政には、このような考え方が、非常に乏しいと思いました。

•青森県地域医療構想は「ダメ構想」─「社会的共通資本」を核に書き直そう─ 大竹 進
 病床の削減を目的に行われる、地域医療構想は、広島県では、6634勝を削減する計画です。ここで指摘されている、医師不足、救急医療、みとり、在宅医療、ホールディングカンパニー型医療法人批判について、広島県の医療構想を考えてみてほしいものです。この対極として、「宇沢先生の『社会的共通資本』の考えを広めています。

•書評 岩見良太郎・遠藤哲人 著 『豊洲新市場・オリンピック村開発の「不都合な真実」』 市川隆夫
59回自治体学校in千葉からのお知らせ
•●連載●
•おんなのRun㊾ 自分の力を信じて産む ─1500人目の赤ちゃん誕生─ 柳澤初美
@NEWS 厚生連の「危機」に住民とともに立ち向かう 鈴木土身
•ヨシノ葦 児童相談所 最終回 関係機関との協働とは 打越雅祥
•藤井伸生のフィンランド子育て紀行3 充実した親支援─ファミリー・リハビリテーション─ 藤井伸生
•森 裕之のアメリカ便り 最終回 アメリカ生活を終えて 森 裕之
 幸福とは人間関係・多様性を尊重する社会の小言葉が、卒論の言葉でした。

•まちの財政を身近なものに! 第3回 自治体の公共サービスと歳出 初村尤而
•ローカル・ネットワーク
Jつうしん
•史跡さんぽ㉔
•おいでよ16 本山町
•編集後記



2017年5月号読者の広場

 (2017/05/23)
 
 目次
事務局として気になった記事にコメントを載せます。一緒に読み合わせしましょう。
●特集●農業政策に翻弄される自治体
   農政改革がもたらす農村の変容と対抗─農地中間管理事業を対象に─ 安藤光義
 この論文の前半部分は、かって自民党の票田であった農林族の消長と、官邸主導の歴史を描き、それがもたらしている、農政の混乱を明らかにしています。
後半部分は、農地・地代の集積問題が、資本主義社会での大きな課題あり、今農村社会に、地元での話し合いを基盤に農地の自主的管理のために、地域づくりを前面にした市町村の役割が求められています。

  迷走する農地中間管理事業─北海道における3年間の実施経過から─ 東山 寛
農業の構造が動く時mi代に入ったと筆者は論じており、それが農地中間管理事業という、農地集積で、企業参入を呼び込む土台作りと私は考えたのですが、北海王での集積率は86・7%だったのでしょうが、そううまく入っていないということです。
  新潟市革新的農業実践特区の現場から 伊藤亮司
  今はやりの国家戦略特区が、農業分野においても、個々新潟市で行われています。戦後農村地域の民主的な歯止めであった、農業委員会制度を骨抜きにするものです。
  集落営農の展開 問題の多い税制「改革」とこれからの農業、農村 佐伯徳明
  2000年当時から集落法人を立ち上げ、今日まで継続している三森原の人々の敬意を表します。お隣島根県の法人だそうです。法人経営の決算から、事業外収益」によるものが高いとか。地域、集落を単位とした多重で一体的な地域自治体制を再構築することを訴えておられます。
  パッションフルーツで切り開く農業の未来 梁 寛樹
 地域起し協力隊からの就農の若者の言葉です。若者の声に耳っを傾けてください。
  農は市民全体のもの─安曇野・松本地域での農業農村振興計画づくり・リーダー育成の経験から─ 佐藤 進
 ●小田原市「保護なめんな」ジャンパー問題の検証 田川英信
 
ジャンパー問題で私たちが、生活保護に携わる人々の実態について、勉強の機会を持ちました。生活保護バッシングが続く日本社会の貧しさを一日でも早く脱出したいものです。
書評 浅井春夫 著『「子どもの貧困」解決への道 実践と政策からのアプローチ』 鈴木友一郎
●連載●
 ・ おんなのRun㊽地域におとな食堂があったらいいな 和田とく
・ @NEWS 東京都の豊洲市場移転問題と百条委員会の設置 寺 洋平
・ ヨシノ葦 児童相談所D 性的虐待 打越雅祥
・ まちの財政を身近なものに!第2回 財政全体を眺める 初村尤而
 地方自治体には、多くの会計簿がありますね。単一予算主義の原則この原則は実態にはないとか、・・・会計処理方法にもいろいろあるとか・・読んでみましょう。
・ 藤井伸生のフィンランド子育て紀行 2多彩な家族支援アプローチ─学校保険─ 藤井伸生
・ 森 裕之のアメリカ便り11  Sanctuary:気高き自治 森 裕之
・ ローカル・ネットワーク Jつうしん
 東広島市の土砂埋め立て条例の強化が出ていました。
・ 史跡さんぽ㉓ おいでよ15 一宮町
・ 編集後記
 

2017年4月号読者の広場

 (2017/03/29)
 

目次
事務局として気になった記事にコメントを載せます。一緒に読み合わせしましょう。
特集●「コンパクトシティー」の高リスク
今回の特集は、中心市街化活性化法が制定され、都市計画の理念とは裏腹に、大規模開発を行うための、コンパクトシティーが流行りだしています。
本来、都市の役割は、住民が生活し、暮らしを行う場であったはずです。
地方創生の名のもとに、周辺地域との格差を生むことに、何ら配慮しない施策に警鐘を鳴らしています。

•「コンパクトシティー」の理念と政策を考える 海道清信

•コンパクトで進み出した大規模開発、なぜ失敗するのか 中山 徹
•岐阜市におけるコンパクトシティー政策と現実の課題 富樫幸一
•漂えども沈まぬまち ─高松中央商店街の30年─ 田村彰紀
•曲がり角の富山型コンパクトシティー 渡邊眞一

危機に立つ日本社会と民主主義 ─沖縄・大学の自治権を中心に─ 宮本憲一
 地方自治分権法が成立したことを、全く無視した、現最高裁判決は、沖縄県民の自治権を奪いまた、社会的差別を容認しています。今憲法の番人である憲法審査権を放棄している判決でもあります。「ひろしまの地域とくらし」2017年4月号と併せ読んでください。
•トランプ新大統領・TPP・農協改革の問題点 ─総合農協解体のねらい─ 神田健策
トランプのTPP離脱により、一見おさまったかに見えた農業・農産物市場へのアメリカの介入は、2国間協定で一層厳しさが増しています。売国奴的な安部首相のトランプ外交に要注意です。また筆者は農協の問題についても言及しています。協同組合としての総合農協の活躍を見守りたいと思います。

●新連載●
•まちの財政を身近なものに! 第1回 財政とは何ですか? 初村尤而「
「財政とは、国家や地方自治体など権力団体の経済である」何か難しいかな、財政民主主義の原則が3つあります。あげてみてください。

•藤井伸生のフィンランド子育て紀行 1 子どものいのちをどう守る 藤井伸生
県政白書の学習会で、ネウボラの言葉が出てきました。フィンランドを手本にしているとは聞いていましたが、国情があまりにも違いすぎないか、疑問視していました。これから学習しましょう。

●連載●
•おんなのRun㊼故郷の土砂を新基地建設に使わせない
•八記久美子
@NEWS艦載機来るな! 米軍岩国基地は、思いやり予算で建設ラッシュ 藤本博司
今回の藤本さんは、昨年の広島自治体学校で、岩国市の財政と基地問題で報告していただいた方です。「ひろしまの地域とくらし」2017年3月号と併せお読みください。
•ヨシノ葦 児童相談所C 追い詰められる親と子、そして職員 打越雅祥
•森 裕之のアメリカ便り 10 アメリカの医療問題 森 裕之
民間保険を活用したオバマケアの内容がよくわかりますよ。日本公的医療保険制度は世界保健機関から世界最高の評価を受けているとか、…知っていましたか?

•おいでよ14 関川村
•ローカル・ネットワーク
Jつうしん
•史跡さんぽ㉑
•編集後記



2017年3月号読者広場
 

 (2017/02/23)
 

目  次
事務局として気になった記事にコメントを載せます。
•●特集●震災「借り上げ公営住宅」に向き合う自治体
 災害列島の日本で、いつも、どこでもこの問題は、直面する問題で、1996年改正公営住宅法、1998年「被災者生活支援法」以降どんどん改正されているのだろうか。「借り上げ復興住宅は臨時的措置であって居住者が減少しているため当初の目的を終了した。」というこの言葉が出てくることでは、「被災者が味わう苦しみは単なる個人的な問題の枠にとどまらず、極めて公共性の強い問題だと」、指摘はまだ十分自治体行政に反映していないと感じました。さて8.20広島土砂災害ではどうだったのでしょうか。

•「借り上げ復興公営住宅訴訟」問題とは何か─被災者に必要な「終の棲家」を─ 吉田維一
•理念に忠実な借り上げ公営住宅の政策 津久井進
•自治体の「借り上げ公営住宅」強制退去施策は、人権侵害 出口俊一
•「借り上げ公営住宅」の入居者の実態と声 市川英恵
•沖縄をめぐる政治の地表と深層 佐藤 学
 佐藤氏の分析を真摯に聞くと、いま私たち日本は、本当に危険な状態にあるのだと思います。オール沖縄の次世代の現実は、インターネット社会の到来と、就職難に誘いの手を伸ばす、
体育会系の青年会議所【JC】 の動きだそうです。辺野古の海の裁判での、最高裁判決が、大きく阻害要因として今後の翁長知事の足を縛っていることになっているとか。沖縄県の財政検証が公共事業一辺倒になっている現実を指摘しています。本土での米軍に対する誤った依存体質と、戦争する部隊が持つ反社会性に、目を向けて反対することの大切さを訴えておられます。ぜひ一読を!!
•小田原市・南足柄市合併の問題について なぜいま、合併か 大須眞治
 広島では、連携中枢都市構想が進んでいますが、平成の大合併で合併をしていなかった、東日本の地域で合併話が進んでいると、聞いていましたが、この神奈川県の小田原市がそういう動きをしていたのです。

•書評 『追悼集 石田頼房先生が遺したもの、伝えるべきもの』 波多野憲男
•書評 『地域文化が若者を育てる 民俗・芸能・食文化のまちづくり』 田所祐史
2017年度予算と地方財政 川瀬光義
 2017年度の国の予算の性格を、軍事費の増大と、地方自治体財政の破綻の促進を謀るものであることを、数値で明らかにされています。日本の国は軍国主義国家になってしまったのか。教育予算にまで防衛費がつぎ込まれ、支配されているのです。沖縄の辺野古対策で、一町内会に直接国の予算を入れるなど地方自治破壊です。

•●連載●
•おんなのRun
•園を超えた交流・学びあいで、保育・仕事を楽しくやり続けよう! 吉川博子
広島の保育士の肝っ玉母さんが登場しています。「保育のポケットがどんどん膨らん」でいます。
@NEWS
  大学院生をめぐる困難 全国26万人の生活と研究のために 佐藤和宏
•ヨシノ葦 児童相談所B ゼロ歳ゼロ月の虐待 打越雅祥
•森 裕之のアメリカ便り 9 ゲーティッド・コミュニティー─「壁」を再考する─ 森 裕之
 アメリカ社会にある壁とは、公共サービスを受けられる地区と受けられない地区にあるといいます。警察官が行く地区といかない地区があるという言葉が印象的でした。貧困の連鎖がひどいことにより地域の壁が作られるのです。今、日本もこの方向に進んでいくのでしょうか、中山間地域への行政投資は行わない、消防車はいない。病院もなし

•おいでよ13 九重町 日野康志
•ローカル・ネットワーク
Jつうしん
•史跡さんぽ㉑
•編集後記



2017年2月号

 (2017/01/27)
 

目 次
事務局として気になった記事にコメントを載せます。
●特集●団地の自治会は動く
•団地40年 ─団地自治会の現代的可能性─ 中田 実
•いちょう団地連合自治会の多文化共生事業 小松秋人・早川秀樹
•常盤平団地自治会の地域ぐるみの取り組み ─「孤独死ゼロ作戦」─ 清水美惠子
•男山地域まちづくり連携協定と新たな地域づくりの可能性
─「生業」と「暮らし」の「狭間」・「住民+α」という「まちづくりの主語」─ 寺村安道
●新春対談●
•政府のウソを見抜く力 堤 未果×芝田英昭
 ポスト真実の安部首相に怒りを覚えてきましたが、自分の頭でものを考える力をもつ努力が必要でした。それにしても、政治が金に動かされていることに気付いたアメリカ人のほとんどが愛国者とは、一歩日本の先を歩いていますか。地域でみんなで頑張ることを、勧めておられます。

•自著を語る
 
伊藤周平・日下部雅喜=著
『新版 改定介護保険法と自治体の役割 新総合事業と地域包括ケアシステムへの課題』 伊藤周平
•解説 TPP批准がもつ問題点と日米FTARCEPの危険性 岡田知弘
 TPPが流れ、二国間協議に入るとどうなるのか、アメリカは沖縄の基地負担をカードに、これまでの交渉で確約した以上のものを狙ってくると想像されます。安部首相の腹は、多国籍企業側ですので、ますます国益は失われる危険があります。
•辺野古訴訟・最高裁判決 地方自治の危機 本多滝夫
 本田先生と同じような怒りを私たちも持っています。今後裁判所に対する態度を、正面から追求する公判を演出するよう頑張りたいものです。

●連載●
•おんなのRun45
アイヌ民族の尊厳を求めて! 多原良子
@NEWS
愛知県北名古屋市 市民不在の合併騒動 子育ての北名古屋市を手放すのか 渡邉紘三
 広島自治研で、県政白書の作成が開始されましたが、平成の大合併の後遺症が県内に発生し解決ができていない問題の話題の中で、このごろ東日本の方で、また合併が進んでいるとか、この北名古屋市お前もか!!
•ヨシノ葦 児童相談所A 丸腰で対応 打越雅祥
 児童虐待対応が10万件を超すとか、これに対処する児童福祉司が2930人だとか、幼い命を大事にする先端の人々にもっと光を当ていきましょう。

18歳からの地方自治法 最終回 地方自治の魂ってなんだ? 白藤博行
 白藤先生ご苦労様でした。まさに日本は今から立憲主義・民主主義を学び始めなければならないのでしょう。裁判所の裁判官自体に、その素養がないとするのなら、今回の県政白書作成の理念も、自治体の意思決定を国に任せる民主主義を直ちにやめようではありませんか、自治・自治体のデザインは、住民自らの手でやるべき」の言葉をお借りします。

•森 裕之のアメリカ便り 8 若者の政治意識 森 裕之
 アメリカ大統領選挙の結果で、あのサンダース候補がもう一歩のところまで行った背景を感じることができました。若者の意識が芽生えているのですね。
•おいでよ12 金山町 鈴木 洋
•ローカル・ネットワーク
Jつうしん
•史跡さんぽS
•年賀広告
•編集後記



2017年1月号

 (2016/12/26)
 
目次
 事務局として気になった記事にコメントを載せます。
●特集●自治体と大学の連携─地域づくりへ広がる自治の主体形成─
•大学と連携する自治体の地域戦略 ─自治体—大学連携の現状─ 朝岡幸彦/田真一
•高校・大学・地域の連携 ─KOKÔ塾がコミュニティーの核に─ 村田和子
•飯田OIDE長姫高校の地域人教育推進に向けた三者協定
•松本大学の果たす役割とその今日的使命 白戸 洋
•地方大学による地域貢献と地域づくり 島根大学の事例から  関 耕平
 ●新年のごあいさつ● 岡田知弘
 危機の中から、現代にふさわしい新たな民主主義、地方自治の時代が到来しているとは。
●新春特別インタビュー●上智大学国際教養学部教授 中野晃一さんに聞く
•立憲主義、憲法、平和を語る ─改憲論議に仕掛けられたワナ─ 中野晃一/聞き手 編集部
 今の若者たちは、焼け野原世代と、表現されて、「希望に負けた」と自ら語りその中から「リベラル、リスペクト、リニューアルというキーワードを掲げるようになった。 
 改憲論議に乗ることは、相手の土俵に乗り、この道しかないとねじ伏せられるものだと。

●新連載●
•ヨシノ葦 児童相談所@ 面談DVって? 打越雅祥
 警察からの児童相談所への通告数が一番多くされに増加傾向だと!!!
●連載●
•おんなのRun(44)
•市民のための図書館であってほしい 森本菊代
•@NEWS
•宮古島への陸上自衛隊配備 隣国との緊張を高める 上里清美
•18歳からの地方自治法 第11回 国の関与ってなんだ? 白藤博行
1952年の地方自治法の改正以降、国と地方公共団体は、対等・並列・協力関係へと変わったと、論じられています。
辺野古訴訟にみる国の関与の実際と、裁判所の行った判決の誤りを、この地方自治法改正も流れから説明されています。1999年の改革のことが大きく批判的な内容としてあったことから、「地方分権改革の流れ」を私たちは、再度学びこれを武器にして住民的関与がこれからの主流にしていかなければなりません。
ぜひ読んでください。

•森 裕之のアメリカ便り 7 大統領選挙後のアメリカ 森 裕之
日本は既にトランプに対するアメリカ人が抱いている民主主義の危機を経験していると!!
 •おいでよ(11) 鳴沢村 小林 優
•Jつうしん
•史跡さんぽR
•年賀広告
•編集後記
 

2016年12月号

 (2016/12/01)
 
目次
 事務局として気になった記事にコメントを載せます。
●特集●文化行政の光芒 矛盾に向き合い紡ぎだす文化と自治
•地域の発展を支える文化行政と文化施設 佐藤一子
  文化芸術振興基本法のもと、地域文化振興ビジョンが作られ、都道府県、市町村において条例制定が促されています。
 文化行政の変遷を改めて見直し、自治体予算の窮迫、文化予算の削減の中で、今後、国家統制的な文化行政から、「文化の享受と創造への参加は個々人の主権者としての選択である」を、どう、定着させていくべきか考えさせられました。

 参考に、 広島県文化芸術振興のまちづくり推進条例 平成十八年十月十六日条例第五十七号を見てみましたが、これってちょっと違う気がしましたが。

 また、ハコモノ批判と予算の関係が、どのような困難を生み出しているのか、あるべき姿を、劇場法を学習してみましょう。

•展示をめぐる規制と「表現の自由」─公立美術館の今日的使命─ 武居利史
•人形劇を活かした地域づくりを目指して 林 優一郎
 飯田市の地域に根差した人形劇を主体にした文化活動の伝統をみると羨ましい思いがしました。
•長野県大町市 国際芸術祭のあり方を問う住民運動 種山博茂
 広島県の平和記念コンサートも、似たような現象・イベント行政であるような気がして参考になりました。
•大阪に文化創造の環境を─大阪の文化再生に向けた「提言」─ 高田 昌
 大阪の文化の再生を、ニューヨークや、ミラノ、バルセロナに学ぶことを提言されて、興味がわきました。
•インタビュー 劇場alaの創造的運営と自治体文化行政への提言
可児市文化創造センター館長 衛 紀生さんに聞く
 劇場と言うと、観劇費用が高いお金を払って観るものとの先入観がありますが、これは興行場と言うものとか。
 地域社会の課題を文化の力で解決していく公共劇場を作り出していく、市民参加で作られるものだそうです。

•宝の海への畏敬の念を欠いた判決 桜井国俊
 沖縄の辺野古の海の裁判で、公有水面埋立法の中の「環境保全への配慮」の面で、審査段階から、明らかな瑕疵があったことが述べられています。
•「オール新潟」kで生み出した米山県政のこれからに『新潟県政の検証2』が役立つことを確信 高橋 剛
•書評『南海トラフ地震・大規模災害に備える 熊本地震、兵庫県南部地震、豪雨災害から学ぶ』 奥西一夫
 
●連載●
•おんなのRun ㊸ 安心して住める高江を渡す責任 伊佐育子
•@NEWS 破たんした豊洲新市場計画─石原元知事の責任はあまりにも重大─ 市川隆夫
 豊洲への移転を決めた石原元都知事の責任は、住民の意見を全く聞かなかったことだと、計画変更の理由、経過、責任などを焦点にあげている、小池劇場を批判しています。
•さほの先 E図書館 なによりも人が大切 つださほ
•18歳からの地方自治法 第10回 条例ってなんだ? 白藤博行
•森 裕之のアメリカ便り 6 アメリカの学会参加記 森 裕之
•おいでよ10 多賀町
•ローカル・ネットワーク
•Jつうしん
•史跡さんぽQ
•編集後記
 

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