広島自治体問題研究所
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自治体問題研究所発行発行本の紹介

 (2017/11/06)
  広島自治体問題研究所では下記の本について、在庫を持っています。

必要な方は11月30日までに申し込んでください。

 広島自治体問題研究所
730-0051
広島市中区大手町5丁目16-18
           (パルビル3F)
電話 (082241-1713
FAX
082298-2304
Mail hjitiken@urban.ne.jp

 

2017年広島県知事選挙と広島県政白書について

 (2017/10/26)
 
  広島県知事選挙にみんな投票に行こう
 広島県政白書では、湯崎英彦県知事の県政に対して、新自由主義がこの8年間続き、広島県民の中に格差と貧困を広げてきたとの意見を出しています。
 その具体的な指摘については、白書の総論の「広島の産業・就業と貧困」で広島県経済を分析するなかで、非正規労働者の広がりと貧困層の増大が分析されています。
新自由主義県政の運営課題 
事務局として県の行政運営についての意見を挙げてみます。
 
 まず前回の県政白書で湯崎英彦さんの履歴を振り返り、今回、湯崎さんの言葉で「企業も行政も組織運営の方法は同じだという考えに基づき、県行政の運営に民間企業の経営手法を導入しました」と、「捨てる戦略」を主眼に経営資源マネジメントの紹介しています。それは、『しごとの「強化」書〜成果志向の行政経営』(広島県マネイジメント研究会編、ぎょうせい2016年)に、その手法を広島県行政運営の事例を使って説明しています。
 この本については、私たちは、とっても選択と集中という新自由主義の理論を、行政の中で貫徹するためには特異なものだと判断しています。しかし、この手法で湯崎県政の行政運営がつづき行うことの大きな問題点を指摘したいと思います。
 「揺り籠から墓場まで」=行政
 本来「揺り籠から墓場まで」を担当すべき地方自治体が、この手法でこの課題をテーブルに載せると、「捨てる」という作業が理論的に楽になり、「選択と集中」この効果が、一見数値で表される時、成果という特質で説明され、批判が出来なくなってしまいます。しかし、「揺り籠から墓場まで」の行政分野は、一人の人間の成長に例えるならば、元気の出る経済活動分野もあり、優遇されていきますが、福祉活動や周りの環境である動植物などの自然とのつながりがありますが、経済成長という視点から捨てられる部分が多く出て、一体的継続性が失われて人間の成長にいびつさが生まれてくるのです。
 
 このような手法で、広島県の行政運営を8年間行われた結果、すでに捨て去られた事象が、格差と貧困を創出させており、これらを復帰させて豊かにすることは、かなりの力が必要となると思われます。
 中央集権的地方自治運営
 しかし、この新自由主義の考えは、安倍内閣においても重宝されており、中央集権的地方自治経営を、地方創生という名目で、全自治体に従わせ、人間と自然の関係については、行政がたずさわらなくても、国民の自助での解決を押し付けています。
 県政運営の転換を
 改めて今回の白書づくりで、問われた課題は、県行政が公助・共助・自助の順番が、自助・共助・公助となっている実態を問い、地方自治のあり方を問い、私たちが主権者として、税金を出し合っているおり、この問題についてしっかりした見解を持って、今回の地方自治首長選挙と行政を点検していくことを求めていると思います。
 県民の声を大きく
 この県政白書では、地域団体から今回の県知事選挙にあたり、県民としての具体的な要求と課題・解決方向などを掲げ、県民生活全般の安定した継続性を持った県政運営を提案しています。県民に行政の透明性と、公開の原則をより一層明らかにして、民間企業では、すでに誤りと認められている成果主義を、早く広島県政から無くしてもらいたいものです。

 皆さまのご感想をお寄せください。
 

2017広島自治体学校開催 報告

 (2017/10/03)
 
村上理事長あいさつ
2017年10月1日(日)、広島市南区広島県健康福祉センターで、広島自治体問題研究所主催で、広島自治体学校が、28人の参加で行われました。
憲法違反の解散総選挙
開会のあいさつで、村上理事長は、今回の衆議院解散総選挙について、違憲解散であったことを批判されるとともに、このたびの広島県知事選挙に向けて作ってきた広島県政白書は、前回に引き続き、県民視線での広島県政の評価を行うとともに、備北地域を取り上げるという新しい取り組みを行っていることを報告されました。
広島県は豊かなのか
 リレートークでは、ヒロシマ革新懇の川后和幸さんが、各種産業調査報告書を分析し、広島県は産業が進展して、豊かになったと報告しているが、私たち一人の県民にとって、本当であろうか、と調査結果を解説してくださり、全体として豊かになったと言えるが、所得の低い一人の県民にとって、決して豊かになったとは言えない、格差の拡大があることを、数値で持って明らかにされました。
広島県中小企業条例の発展を
 広島県民主商工会の居神さんは、中小企業振興が広島県にとって立ち遅れており、中小企業振興条例が議会で成立しようとしているが、これが本当に力を得るように、見守ることが大切である、地域経済の中で、中小企業者の果たす役割は大変大きなものがあり、大切にしていこうと訴えられました。
取り残された備北地域
 今回備北まちづくり研究会からの作田さんは、平成の大合併で大きくなった、安芸高田市、三次市、庄原市が抱えている課題について5点にわたり報告されました。この地域を、今や島根県に移譲することの方がよいという意見が出るほど、広島県政は、この地域を大切にしていない実態を報告されました。
広島県教育を告発
 最後は、広島県の教育について全教広島の神部さんが、県の教育をめぐる実態と教職員・子どもの現状を告発し、ゆきとどいた教育を進める広島県政受理をを訴えられました。広島県教職員採用試験があるが、全国最低の競争率となっている現状は、如何に広島県で教員となることが嫌われている実態があることを物語っていること、グローバル教育と言って大崎上島町に作られるエリート教育を推進することより、35人学級の整備を推進することが、必要であると訴えられました。
住民自治の訓練を
 記念講演は「公共施設の再編とまちづくり―住民自治を再考する―」と題して、立命館大学の森裕之教授が「今後の公共施設の統廃合には、利用者である住民の声をどうくみ上げるか、そのことが行政執行者にとって、重要なことであり、地域住民にとっては、自分の地域のコミュニティの発展に大きく影響を及ぼすものであり、真剣にこの課題に取り組むことが大切で、全国の事例を学んでくださいと報告されました。
県と市町の役割とは

アンケートから、「県の問題点のいくつかはわかりました。都道府県と市町村の関係はやっぱりわからない。」とありました。現代社会では、県と市町との関係が対等平等になって、県の役割が、広域行政と、補完行政になっています。住民自治・団体自治を守るために連携していくことが必要です。
 
森先生の本
DL:73.pdf

(広島県政白書申込

.pdf)

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2017 ひろしま自治体学校 開催

 (2017/09/20)
  日 時:2017年10月1日 10:00〜16:30
場 所:広島県健康福祉センター


いよいよひろしま自治体学校の開催となりました。
国会解散と県知事選挙
安部内閣は自分の都合により、突如として解散を宣言しようとしています。
まさに、今だけ、金だけ、自分だけの解散です。
このような内閣に、従い、提言を送ってきた湯崎知事の8年間はどうだったのか、これが問われる広島県知事選が10月から始まり、総選挙とのダブリになりました。
湯崎県政の2期8年を総括
今回の学校では、この湯崎県政の8年間を総括するとともに、県政を自分たちの政策に変えるための提言を作る作業を行った、広島県政白書実行委員会から、リレートークという形でその内容の大筋が報告されます。
まちづくりの拠点公共施設の統廃合
また安部内閣が行おうとしている、公共施設の統廃合について、全国の事例をも参考に記念講演として立命大学教授の、森裕之先生に講演をいただきます。
だれでも参加発言を!!
 これらをもとに、学習交流の場としますので、多くの方々のご参加を期待しております。
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(2017ひろしま自治体学校あんない文.docx)
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広島県県政白書 予約開始

 (2017/09/11)
 
 みなさん
 この1月に広島県政白書作成実行委員会を立ち上げ、19団体で構成されて、2017県政白書作成の作業が始まり、9月6日から印刷に入りました。

 この内容は、調査研究欄で述べておりますので、かつあいしますが、この10月には広島県知事選挙が行われます、その選挙に当たり、県民の視線で見た今の広島県政はどうなのか、その判断材料の一つとして、提供したいと思います。

 また、この作業は広島県内の民主団体の力を振り絞って作成されており、今ある県内の民主勢力の力量を判断する材料としても、ぜひ読んでください。

  印刷完了までの期間10月1日まで、予約(1冊1300円)を受け付けますので、よろしくお願いいたします。
                  広島県政白書作成 実行委員会事務局
                    申し込み・問い合わせは、広島自治体問題研究所事務局
                     までお願いいたします。
                    広島自治体問題研究所
                    〒730-0051 広島市中区大手町5-16-18パルビル3F
                    TEL (082)241−1713 FAX(082)298−2304
                     Email:hjitiken@urban.ne.jp
 
 
4代の広島県政白書一覧

湯崎氏の3選立候補の表明について


 (2017/06/22)
 
中国新聞 2017年6月22日より

 湯崎英彦氏は、6月21日広島県議会で、3選に向けての立候補の意思を明らかにされました。

これまでの7年6カ月の期間の成果として、出生率の上昇や圏人口の社会増への転換、県内総生産や県民所得の向上などをあげています。
 県と県教委が目指す「学びの変革」を象徴する中高一貫のグローバルリーダー育成校の開校、平和に関する人材や研究が集積するセンター機能を描く国際平和拠点ひろしま構想・・「瀬戸内・海の道構想」は、瀬戸内のブランド化や観光振興で成果を出し、大企業なども巻き込んだ動きとなりつつある。との評価が新聞で出ています。
広島県産業株式会社から、どこに住んでも安心、県民福祉向上一番県へ
 これらに対し、私たちは、県政白書を作成するにあたり、これら成果として挙げられているものが、県民の感覚として、大企業への呼び水になるもの、大手広告代理店の活動により広められているブランドにすぎず、決して一般庶民の生活や、とくに農村部・島嶼部で生活している人々の生活感とはかけ離れていると思います。住むことに不安を伴います。
改めてほしい民間企業方式の導入
 湯崎知事が、この間掲げてきたチャレンジプランのやり方は、選択を一部の元気な地域・企業で成果が出ることを前提に偏って選定し、集中投資することに、専念しました。また、優先順位を付け、必要ではあるが、その順位が低いものは捨てる、行政範囲を狭めてしまい、総合的な県民生活全体を視野に入れたものではなかったと思います。
今市町は大変です
 このことが7年間以上続いたことにより、平成の大合併で肥大化・統合された市町は、一体性を欠き、財政難、役場と周辺の格差を生み、職員の減少で市町民の声を聞く暇がないなどの行政の貧困を起こしていることに気がつきませんでした。口出ししないと、広島県として、なんらその対応に手を差し伸べないできました。
地方自治の本旨の実践を

 福祉・医療・保健・介護・教育など、社会保障分野での広島県の全国的位置はどうでしょうか。今回知事が提唱している、ネオボラなどは、行政の貧困のさいたるものであり、妊婦への母子手帳交付時から子どもの検診などを担っている保健所の機能が不十分であることを物語っていると思います。これは、保健師の専門性を高い水準に保っておくべき、各市町へ、広島県が補完機能として、支援を果たしていない証拠でもあります。地方自治は人と人の知恵と力の結集です、一夜でできるものではないのです。
行政の継続性を!!

 特に、農村部における、農地の荒廃は知事がいっているように、この5年間で550haの耕作放棄地を生み出しているのです。3年ぐらいは一生懸命支援するが、後はほったらかし市町にお任せでは、日替わり農政の貧困ではないでしょうか。
 いくら知事が県民視点を叫ぼうとも、選択集中する方向が間違っていたことを反省しないで、これからもチャレンジプランなる方針で、県政運営をすれば県内の格差と貧困はますます広がりを見せることでしょう。
広島県政白書作成にご協力を

 今回私たちが作ろうとしている県政白書は、現在の県民生活に現れている、格差と貧困の実態をあきらかにし、必要とされる施策の提言を行いたいと考えています。皆さまからのご意見をお待ちしております。事務局






 
 

  



2017年度総会と市民公開講座 報告 1

 (2017/06/15)
 
2017年6月10日、広島市内で市民公開講座と広島自治体問題研究所の総会が開かれました。
総会に先立ち、市民公開講座として
「憲法・地方自治・教育法制について
−自治体首長と教育委員会の新しい関係と課題−」
と題して、竹内俊子(広島修道大学名誉教授)先生が記念講演されました。
「大転換」された教育行政
先生は、(以下要約)
 地方教育行政の組織及び運営に関する法律(以下地方教育行政法という)の改正(2015年4月1日施行)に伴って、教育委員会を中心とする地方教育行政のあり方が大きく変更されました。「根本的に転換した。」という表現をしている人もいます。私は、「大転換」、といい、2015年からを「その2」と名付けています。
憲法と教育行政
 教育行政は、本来憲法が保障している、教育を受ける権利をよりよく保障・実現するためにその責務を負っている行政機関、国および地方公共団体が行う行政ですから、教育行政のあり方は、憲法の基本原理に照らして、すべての国民に「教育を受ける権利」が十全に保障されるように制度化されなければならないのです。
教育と地方自治
 しかも、教育に関する事務は、日本国憲法の地方自治原理のもとで、地方公共団体の(自治)事務とされてきました。
 従って、今日の教育委員会制度改革(地方教育行政制度改革)は、憲法と地方自治の原理に照らして評価判断されなければなりません。
 教育とは崇高な精神活動
 さらに憲法学者としては、教育というのは、すべての人間に、自分の外の世界を見、聞き、読み、考える力を付けさせる、いわば、知の世界を紹介し、自分の外の世界を、知る、変える、作り変える力を育む、これは社会の一人前のメンバーとして育てるということでもあり、極めて崇高な、精神活動の領域の問題です。
 ですから、精神活動の領域に、国家が手を突っ込み、その内容と方向をゆがめるということは許されないわけです。このことを精神的自由、精神活動の領域に関する国家の不介入原則といいます。一般的には教育の自由という言葉で説明されています。
 教育の自由
 教育に関する法制度・行政制度の意義を考える際には、教育を受ける権利、人間の精神活動の領域としての教育の自由、地方自治の原則を見失わないことが重要です、
今日の教育制度の課題
 また副題を自治体首長と教育委員会の新しい関係と課題していますが、
これは地方の教育行政を担当する、地方公共団体が処理する教育に関する事務を、管理執行する地方教育行政法の21条の規定である行政機関である教育委員会の制度が、
2015年4月以降、従来の制度と
 @何についてどのように変更されたのか、Aその変更はどのような意味を持つのか、B新しい制度は日本国憲法のもとで、教育行政の基本原理とどのような関係にあるのか、Cあるべきか、
 すなわち、現行制度の内容と特徴を整理して、今日における課題を考えてみたいと思います。  と講演の趣旨を述べられました。
 戦後教育の原点は
学校教育法の提案理由の中に、
…従来の教育における極端なる国家主義の色彩を払拭いたしまして、真理の探究と人格の完成を目標といたし 、心身の発達の段階に応じまして、適切なる教育を施すことを目的とし
 従来の教育行政における中央集権を打破いたしまして、
画一的形式主義の弊を改め、地方の実情に即して、個性の発展を期するために、地方分権の方向を明確にいたし( 、(4)学校教育法提案理由01947(昭22)年3月 17日・衆 議院本会議(国務大臣高橋誠一郎 ))
と明確に示されていたことを教えられました。

 このような目的で生まれた敗戦直後の教育行政が、反動的な動きで、大きく変えられ、今日の教育の荒廃をもたらしてきましたが、2017年6月15日の共謀罪の策動と同じようなことが、教育行政では1956年に、第二次国会乱闘事件のときに起きていたと知りました。

講演の後総会が開かれ、別紙議案が議決されました。


 
DL:69.docx

(2017年度総会報告 事業計画 役員.docx)
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