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県立高等学校の統廃合中止を求めて要請 (8月17日)
2023/08/18
要請をする後列右から、藤本、岡田、河村、藤井、谷口の各議員=8月17日、県議会
日本共産党広島県地方議員団は17日、広島市の県庁を訪れ、平川理恵教育長にあてて「県立高等学校の再編、統廃合を想定する計画を中止し、高校教育の充実を求める要請」書を提出しました。藤井敏子団長、河村晃子幹事長ら計8人が参加しました。
再編・統廃合計画では現在、東城(庄原市)、西城紫水(同)、上下(府中市)、湯来南(同市佐伯区)の4校が対象となっています。
平川理恵教育長にあてた要請書は藤井、河村両県議、庄原市の谷口隆明、藤木百合子両市議、岡田隆行府中市議、藤本聡志広島市議の連名です。
谷口市議は、庄原市が県内で最も広く、香川県の面積の3分の2に相当することをあげ「広い地域には学校が点在していることが大事」だと指摘。「学校は地域の灯であり絶対必要」だと訴える元教員でもある岡田市議は「子どもの声や姿が地域を元気にする。学校がなくなると、地域の灯が消えてしまう」と力を込め、藤本市議は「(過疎地でも)充実した教育を受けられるようにするのがあるべき教育の姿だ」とのべ、「他部局との連携」と「合意なき統廃合計画は中止を」と重ねて求めました。
応対した学校経営戦略推進課の沖本勝豊課長は「みなさんの意見をしっかり受け止め、検討します」と答えました。