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県教委『官製談合疑惑』をただす 1525人分の要請署名を提出 (12月7日)
2023/12/19
広島の市民団体「県教委『官製談合疑惑』をただす市民の会」は7日、県庁を訪れ、「平川教育長の辞任と『官製談合疑惑』の全容解明、民間業者丸投げ教育行政の是正を求める」湯崎英彦知事と平川理恵教育長に宛てた1525人分の要請署名を提出しました。同席した日本共産党の藤井敏子、河村晃子両県議を含む計7人が参加しました。
県教委と平川氏をめぐる一連の疑惑が報じられ一年以上経過した今もなお「全容解明も責任の明確化もされていない」と厳しく批判した今谷賢二共同代表は、県教委が本来の仕事を民間企業やNPO法人に丸投げするやり方に言及し「根本から改めるべきだ。一連の疑惑をこのまま推移させれば県の教育行政はもとより、県の行政にとって看過できない事態につながるのではないか」と警告しました。
元県立高校教員の望月照己氏は「県教委は教職員には厳しく教育長には甘い」という現場の怒りの声を紹介。応対した県教委事務局の糸ア誠二室長は「組織風土の改善に取り組んでいる最中」との答えにもう一人の共同代表の田村和之広大名誉教授は「組織風土の改善ですむ問題ではない。教育長に先決権を認めているというこの異常な組織の仕組みを見直すべき」と力を込めました。