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カキ大量死の要望書提出 (12月2日)
2025/12/08
カキ生産量全国1位の広島県内の養殖カキが大量死している問題で、日本共産党広島県委員会副委員長の大平よしのぶ衆院中国比例候補と藤井敏子、河村晃子の両県議は2日、横田美香知事宛ての「カキ養殖業者や関連事業者への支援を求める要望書」を提出しました。中原洋美広島市議団長、谷晴美東広島市議が同席しました。
先月末、大平、藤井、河村、谷各氏はともに、東広島市安芸津町のカキ養殖業者を訪ね、被害状況や求められている支援策について聞き取りをしています。
要望書では、「養殖業者をはじめ、小売り、飲食店、加工関連会社など多くの事業者に深刻な影響が広がって」おり、「被害を受けている地域は、県内のほぼ全域に及ぶ」と指摘。県内市町と連携し、災害に匹敵する被害として▽減収に応じた支援金や所得補償▽無利子・無担保の融資制度の上限の引き上げや返済期間の延長▽漁業共済の掛け金の補助▽国保や介護保険料など税の減免▽大量死の原因究明などの早急な支援を求めています。
大平氏らは直接聞いた事業者の苦しい声を届けるとともに「カキは広島県の地域経済を支えるブランドであると同時に消費者にとっても特にこの時期、楽しみにしている。融資にとどまらない思い切った支援を」と重ねて要望しました。
農林水産局の向井雅史局長も「県にとってカキは非常に大きい」と応じ「事業者が安心して経営が継続できるよう、しっかりと支援していきたい」と答えました。