日本共産党の藤井敏子広島県議は28日、広島県議会文教委員会で、県立高校の校則、バイク免許取得などについて質問しました。
藤井議員は、文部科学省が2022年に、子ども基本法成立を踏まえて大幅に改訂した「生徒指導提要」を取り上げ、「社会の変化を踏まえ、その意義を説明できないような校則は見直す。見直しにあたっては児童生徒の参画を求めることになっている」と指摘しました。
藤井議員は、高校のバイクの三ない運動(免許を取らない、乗らない、買わない)をやめ、安全運転教育に力を入れる県教委が増えていることを紹介し、「広島県の県立高校のバイクの免許取得についての現状と、見直す考えがあるのか」と質しました。
黒田康弘豊かな心と身体育成課長は「命を守ることを第一に、三ない運動を基本的に継続しているが、県立高校80校の内、11校は遠距離通学などの理由でバイク利用を認めている」と答えました。
藤井議員は、「校則は、上からの押し付けではなく、各学校で子ども、教職員、保護者の話し合いで変えていくことが大切」と要望しました。
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