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日本共産党の河村晃子広島県議は9日の県議会農林水産委員会で、カキ生産量全国1位の県内の養殖カキが大量死している問題で、業者や関連事業者への支援を求めました。
河村議員は11月末から東広島市安芸津町、福山市内海町のカキ養殖業者等を訪ね、被害状況や求められている支援策について聞き取りをし、党県議団として要望書を提出しています。
カキ小屋店長の「カキが全く入らず、収益はゼロだが税金の支払いは待ってくれない。数か月この状態なら倒産だ」などの訴えを紹介し、「実態調査や支援策を」と要求。横内昭一水産課長は「カキ関連産業のしくみが維持出来るよう取り組みたい」と答えました。
河村議員は、温暖化のため激増しているアイゴが藻場を食べつくしている問題で「アイゴを捕獲し、商品化するために、カゴ漁の許可とカゴ購入の補助してほしい」という要望を紹介。同課長は「許認可については検討する。購入補助はまずは交付金の対象かを確認したい」と答えました。 また、海の低酸素を改善するためカキ蠣殻を海に散布することを提案しました。
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