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愛国心評価は「なじまない」広島県教育長が答弁,尾道市内四中学校で三ヵ月間、技術科授業未実施
2006/06/23
「愛国心を三段階で評価するのはなじまない」と明言、県教育長>
広島県議会文教委員会 広島県議会文教委員会で20日、私は東広島市内の一小学校で6年生の通知表に児童の愛国心を評価する項目があったこと対して、国会での志位和夫委員長の質問と小泉首相の答弁を紹介しながら、「愛国心をABCと三段階で評価することはあってはならないこと」だと県教委の認識を教育長に質しました。関靖直県教育長は「愛国心を持っているかで評価するのはなじまない」と答弁しました。
前代未聞の異常な事態、3ヶ月も技術科教員配置されず、授業は家庭科でやりくり
また、私は尾道市内の4中学校で技術科、1学校で社会科の教員未配置の問題を質問。技術科では4月から3ヵ月間も授業が行えていない深刻な実態を明らかにした追及に対し、「7月から配置し授業をする」と答弁。私は「非常勤講師を多用化していく県教委の定数政策の矛盾が深刻な実態を招いている」として厳しく指摘し改善を迫りました。
来年度、新規採用教員は今年度より85人増員する計画
県教委は、県内の公立小中学校でほんらい正職員で充足すべき教員の臨時採用者が2004年度549人、05年度603三人、06年度599人と増加している実態を公表。私は「教育条件の整備が県教委の責務であり、正規採用者を増やすいっそうの努力を」と迫ったのに対し、常盤木祐一教職員課長が「来年度教員採用予定者数を今年度より85人増やした」と答弁しました。