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風力発電予定地の現地調査 災害誘発を懸念 (5月26日)
2021/07/08
日本共産党の大平よしのぶ前衆院議員・衆院中国ブロック比例候補は26日、西中国山地で国内最大級の風力発電の建設が計画されている現場を視察しました。辻恒雄県議、藤井敏子広島市議、大畑美紀廿日市市議らが同行しました。
建設は広島市佐伯区湯来町、廿日市市吉和、安芸太田町にまたがるもので、電源開発(Jパワー、東京)が事業主体の「広島西ウインドファーム事業(仮称)」として計画したもの。事業対象区域2700fを伐採し、高さ150mの風車を36基設置する予定地では、風車の重みや振動による斜面崩壊の誘因、クマタカなどの生態系への影響など多くの問題が懸念されています。
この日は、「中国山地の風力発電建設を悲憤する会」の牧野一見顧問の案内で、建設予定地の山並みを視察。牧野氏は「急傾斜の山に作業道や鉄塔を作ると土砂災害の危険が増え、自然景観や動植物の環境を壊してしまう」と説明しました。
視察後、建設予定地域に隣接する善福寺(佐伯区湯来町)を訪問し、前住職で同会の水原史雄会長、現住職の水原真衣氏と懇談。
水原会長氏は「建設予定地は土砂災害特別警戒区域も多くあり無謀な計画だ。事業主は原発も運営しており、こんな人たちに任せられない」と話しました。大平氏は「問題だらけの計画で撤回しかない。情報を発信し運動が広がるよう私たちも奮闘します」と応じました。