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吉島病院と広島記念病院 存続を求め要望 (7月6日)

2023/07/07

 広島都市圏の病院を再編し、約千床の新病院を建てる県の構想を巡り、新病院への機能集約が検討されている吉島病院(広島市中区)と広島記念病院(同)周辺の住民などでつくる団体が6日、両病院の存続を求める要望書を県に提出しました。

「吉島病院・広島記念病院の存続を求める会」(植木俊郎代表)の8人が、1845人分の署名を添えて、県健康福祉局の福永裕文医療機能強化担当部長に提出。日本共産党の藤井敏子、河村晃子の両県議、大西理広島市議が同席しました。

 要望書では、両病院は地域に根差した総合病院としてなくてはならないと強調。合併や移転、病床の削減をしないよう求めています。

 植木代表は「住民、職員は不安に思っている。県には地域の医療を守る立場であってほしい」と話し、福永部長は「署名は重く受けとめる」と答え、両病院を運営する国家公務員共済組合連合会(KKR、東京)に要望内容を伝え、協議する考えを示しました。

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