広島県の生活福祉保健委員会で2月8日、「わたしらしい生き方応援プランひろしま」(第5次男女共同参画基本計画)の集中審議があり、日本共産党の辻恒雄議員は、七点質問しました。 同計画は基本的な考え方で、働く女性の活躍支援に加え、「性の多様性についての理解」を進めるとしています。
出産しても働き続けられる職場作りが必要
出産・子育てで離職するМ字カーブの解消について、同計画が、「仕事と家庭の両立への負担軽減」と「就業継続や再就職に向けた支援」を挙げていることに関して、辻議員は「出産しても働き続けられる職場作りが必要で、特に正規雇用率を高めることが重要だ」 と主張しました。 人権男女共同参画課の佐藤文昭課長は「就業継続の必要性は認識している」と述べるにとどまりました。 「県内事業所における指導的立場に占める女性の割合」が現在19・1%で、目標を25%にしていることについて、辻議員は「せめて30%に引き上げるべきだ」と要望しました。
DV防止・被害者支援計画では、予防講座の講師養成など要望
「ひろしまDV防止・被害者支援計画」(第4次)の集中審議では、デートDV予防講座や加害者プログラムを実施できる職員の養成、正規雇用職員を多く配置することなどを要求しました。
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