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学力テスト対策の異常な実態をただす (11月7日、決算特別委員会・文教)

2016/11/09

 日本共産党の辻つねお議員は11月7日の決算特別委員会(文教)で、全国学力テスト対策で呉市内の学校が授業をつぶして過去問を解かせるなど異常な対策をしていた問題を質しました。
今年度から教育長が交代した呉市教育委員会は4月初旬、各校に学力テスト対策にむけた計画を提出するよう指示。多くの学校で集中して過去問を解かせるなど特別の態勢をとっていました。全教広島のアンケートには「授業をつぶして2、3時間対策をしています。本来すべき授業が全くできず。4月の忙しいなか教材研究もできていません」などの実態がよせられています。
辻県議の「文科省の通知に『集中的に過去問を解かせることは学テの目的を損なう』と書かれている。呉市のやり方は異常だ」との質問に、諸藤孝則教育部長は「呉市教委には改善するよう指導した」と答弁しました。
辻議員は、この事態の背景に、県教委の学力テストの目標が「平均正答率におけるトップ県との差の縮小」と、点数に執着している問題があると指摘。中村正博義務教育指導課長は、「以前は正答率が全国平均を上回ることを目標にしていたが達成したので、この目標に変えた」「教育指導の成果と課題の検証、改善に役立てることが目的だ」と答えました。
 教育の目的が「人材育成」となっている問題、「復興・平和構築の人材育成」をすると言いながら平和教育を弱くしている問題―などを取り上げました。

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