辻つねお議員は11月14日の社会基盤整備対策特別委員会で、砂防堰堤(砂防ダム)に溜まった堆積土砂を定期的に取り除く「除石計画」を策定することを求めました。 7月の西日本豪雨災害では609渓流で土石流が発生、その内107渓流に196基の砂防ダムがあります。 堆積土砂の除石について質問した辻議員に、山本悟司砂防課長は「下流に影響を与えると判断した30カ所は除石する」と答えました。 辻議員は「今堆積している土砂を除くことは急務だが、除石計画を立て計画的に除石している京都府のように、本県も除石計画を作り定期的な除石をしてはどうか」と提案。同課長は「広島の渓流では、日常的には土砂の流出は無いので、5年に一度の定期点検で適切に維持出来ている」と答えました。 辻議員は、「今回も4年前も、想定外の大雨が降って大災害が起こっている。計画的な除石を是非検討してほしい」と再度求めました。治山ダムの除石も同様に求めました。 辻議員は、「今回の災害で大量の土砂が河川に流れ込んでいる。河川内に堆積した土砂や樹木の撤去を」と求め、木村成弘河川課長は「災害復旧で除去している。大きく状況は変わっているので、市町とも協議して除去していきたい」と答えました。(了)
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