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5号線二葉山トンネル工事、砂防・治山整備を質問(6月22日、河村議員、建設委員会)

2023/06/27

 広島県議会建設委員会に所属する日本共産党の河村晃子議員は同委員会で6月22日、豪雨災害の砂防・治山施設整備計画と、高速広島5号二葉山トンネル工事の異常隆起の2点について質問しました。

土砂災害対策、予算を増やして対策をいそげ

 広島県は、土砂災害の危険個所数が3万1987件と全国で一番多い県です。河村議員は「対策済みの個所数は」と質問し、砂防課の平田遼課長が「昨年度末、7000カ所余りが残っている。この10年間で200カ所整備したので、1年で20〜30カ所進捗している」と回答しました。

 河村議員は、日本共産党前県議の辻恒雄氏が2018年5月11日の社会基盤整備対策特別委員会で「整備完了に何年かかるか」と確認したら、当時の砂防課長が「200年」と答弁したことに触れ、「現段階でのペースでは整備完了に何年かかるのか」と質問。平田課長が「当時から整備カ所数も増え、資材高騰もあり、今のペースだと200年程度かかる」と答えたため、河村議員は、抜本的に予算を増やして対策を急ぐよう要望しました。

「住民に被害を与えたと認識していない」公社理事長の発言は大問題

 二葉山トンネルで工事が中断している異常隆起をめぐっては、6月16日に開かれたトンネル施行管理委員会が対策案を出しましたが、その場で意見表明した地元住民代表が「工事再開にあたっては工期、工費、安全面で住民合意を大前提に」と訴えました。

 その終了直後に、広島高速道路公社の熊谷鋭理事長から住民に被害を与えたと認識していないとの趣旨の発言があり、河村議員は「発言があったことについて県はどのように考えているのか。理事長の認識では困る、県民の声に答えてもらわないと困ると抗議されたのか」と質問。南課長は「やり取りの中において誤解が生じたものと考えている」と答弁しました。

 この質疑はマスコミ各社が注目し、同日のテレビが報道。熊谷理事長に対して市民団体が発言の撤回などを求めており、同日の委員会でも、出資元である県としての認識を追及する声が議員から相次ぎました。

 
 
5号線二葉山トンネル工事、砂防・治山整備を質問(6月22日、河村議員、建設委員会)

2023/06/27

 広島県議会建設委員会に所属する日本共産党の河村晃子議員は同委員会で6月22日、豪雨災害の砂防・治山施設整備計画と、高速広島5号二葉山トンネル工事の異常隆起の2点について質問しました。

土砂災害対策、予算を増やして対策をいそげ

 広島県は、土砂災害の危険個所数が3万1987件と全国で一番多い県です。河村議員は「対策済みの個所数は」と質問し、砂防課の平田遼課長が「昨年度末、7000カ所余りが残っている。この10年間で200カ所整備したので、1年で20〜30カ所進捗している」と回答しました。

 河村議員は、日本共産党前県議の辻恒雄氏が2018年5月11日の社会基盤整備対策特別委員会で「整備完了に何年かかるか」と確認したら、当時の砂防課長が「200年」と答弁したことに触れ、「現段階でのペースでは整備完了に何年かかるのか」と質問。平田課長が「当時から整備カ所数も増え、資材高騰もあり、今のペースだと200年程度かかる」と答えたため、河村議員は、抜本的に予算を増やして対策を急ぐよう要望しました。

公社理事長の発言に抗議せよ

 二葉山トンネルで工事が中断している異常隆起をめぐっては、6月16日に開かれたトンネル施行管理委員会が対策案を出しましたが、その場で意見表明した地元住民代表が「工事再開にあたっては工期、工費、安全面で住民合意を大前提に」と訴えました。

 その終了直後に、広島高速道路公社の熊谷鋭理事長から住民に被害を与えたと認識していないとの趣旨の発言があり、河村議員は「発言があったことについて県はどのように考えているのか。理事長の認識では困る、県民の声に答えてもらわないと困ると抗議されたのか」と質問。南課長は「やり取りの中において誤解が生じたものと考えている」と答弁しました。

 この質疑はマスコミ各社が注目し、同日のテレビが報道。熊谷理事長に対して市民団体が発言の撤回などを求めており、同日の委員会でも、出資元である県としての認識を追及する声が議員から相次ぎました。

 
 
平川教育長の民間企業丸投げの図書館リニューアルを批判 (6月22日 藤井議員 文教委員会)

2023/06/23

 広島県議会文教委員会で6月22日、日本共産党の藤井敏子議員は、図書館リニューアル、県立高校の統廃合について質疑しました。

15校で11万4000冊以上が廃棄

 県立学校の図書館リニューアル事業は2018年から、平川理恵教育長と親しい児童文学評論家の赤木かん子氏の指導のもとに進み、15校で11万4000冊以上が廃棄され、約1万3000冊が購入されています。

 藤井氏の「購入した本の内、赤木氏自著の本の割合は」との質問に、高校教育指導課の小野裕之課長は「1割程度」と答え、藤井氏は「自著の相当数を購入リストに入れる赤木氏のやり方を誰もおかしいと思わなかったのですか」と追求。同課長は「最後は校長の判断で購入された」と答えるのがやっとでした。

図書館整備は現場の意向を尊重すべき

 藤井氏は「平川教育長がすすめる民間企業への丸投げ手法では現場を混乱させるだけ。図書館整備は現場の教員や司書の意向を最大限尊重し、子どもの実態に合わせて行うことが大切だ」と主張しました。

県立高校統廃合計画は中止を

 県では「一学年一学級規模の県立高校は全校生徒数が2年連続80人を下回れば統廃合の対象になる」との「基本計画」の下、現在、湯来南(広島市佐伯区)、上下(府中市)、東城(庄原市)、西城紫水(同)の4校がこの基準にあてはまっています。

 藤井氏は、東城高校の文化祭が今月、地域の文化センターで開かれ、参加した住民の「素晴らしかった。生徒全員が輝くのは小さな東城高校の大きな魅力だ」との感想を紹介。「教育長は来年は統廃合対象校の文化祭を訪問してはどうか」と提案しました。

 藤井氏の質問に、学校経営戦略課の沖本勝豊課長は「80人未満というのは国の基準ではない」と答え、「それなら県の裁量でできる。地域の合意のえられない統廃合をしてはならない」と強調しました。

 
 
広島高速5号線、住民合意がないままの工事再開は許されない(河村議員 5月29日 建設委員会)

2023/05/31

 日本共産党広島県議団は5月29日、新人の河村晃子県議が県議会建設委員会で初の質問に立ち、広島高速5号線問題について県の姿勢をただしました。
 広島駅のすぐ北側の二葉山の住民街の真下をシールドマシンを使ってトンネルを掘っていますが、その住宅地の地表面に異常隆起と沈下が起き、昨年12 月からトンネル工事は中断しています。

住民からは「説明が不十分だ」

 工事発注者の広島高速道路公社は、5月24日に住民説明会を開きましたが、沈下の原因もハッキリせず、住民からは「説明が不十分だ」「外壁の亀裂や騒音、振動に悩まされている」などの声があがっています。
 河村議員の「地表面の隆起と沈下の原因を県はどう認識しているのか」との質問に、道路企画課長の南博高氏は「公社が説明するもの」と曖昧な答弁で、河村氏は「住民の合意がないままの工事再開は許されない」と主張しました。

これ以上の負担は認められない

 同事業予算は739億円から1259億円に増え、県支出金(25%)の県民1人当たりで約6千円から1万円以上に増額しています。河村氏は「これ以上の負担は認められない。もし増額になるならJXに負担させよ」と迫りました。

管理施工委員、変更すべき

 陥没事故がおきた東京外環道の「施工管理委員会」のメンバーの内4人が、広島高速5号線の管理施工委員になっていることについて「人選が不適切で、メンバーを変更すべき」と指摘しました。

 
 
高校統廃合問題、県教委官製談合疑惑をただす (藤井県議・文教委員会 5月29日)

2023/05/30

委員会で初の質問

 春の県議選で40年ぶりに2議席を獲得した日本共産党広島県議団は5月29日、新人の藤井敏子県議が県議会文教委員会で初の質問に立ち、県立高校の統廃合や県教委による官製談合問題について県の姿勢をただしました。

湯来南、上下、東城に加え、西城紫水が対象に

 県では「一学年一学級規模の県立高校は2年連続して80人を切ったら統廃合の対象にする」との「基本計画」の下、現在、湯来南(広島市佐伯区)、上下(府中市)、東城(庄原市)、西城紫水(同)の4校を対象にしています。

県立高校統廃合の基準を見直すべき

 藤井氏は、上下高校の生徒を増やす取組を紹介し、「少子化や過疎化は学校や子どもの責任ではない」と強調。一律の基準で統廃合を押し付ける「基本計画」を厳しく批判し、来年からの新計画では、「基準を見直すべきだ」と迫りました。
学校経営戦略推進課の沖本勝豊課長は「上下高校は、9月に募集定員を決めるため、それまでに総合的に検討していきたい」と答えるにとどめました。

給与一部返納で幕引きは許されない

 県教委と平川理恵教育長をめぐる「官製談合疑惑」について、平川氏の「給与一部自主返納」で幕引きを図ろうとする県の姿勢や、それを調査するために使った「費用3000万円」が法外に高かったことに「県民は到底納得できない」と訴え、「事業の委託手続きだけでなく、教育事業を民間に丸投げするような今のやり方を検討する必要がある」と強調しました。

教員不足解決のためにも、35人学級にふみだすべき

教員不足の問題については、「根本的な解決のために県が独自に中学校の35人学級に踏み出すべきだ」と求めました。

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