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日 時:2019年11月10日(日) 10時から14時まで 場 所:広島ロードビル 3F ホール 広島市東区光町2-9-24 ☎082-264-1771 午前中 広島県内からの特別報告 3件程度 現在要請中 湯崎県政と県知事の評価 広域都市圏構想の現場から 教育現場学校統廃合と地域 午後13時から記念講演 講 師 :岡田知弘 京都橘大学 (京都大学 名誉教授) 講演内容 「自治体戦略2040構想」と地方自治-対抗軸と展望- 講師からのメッセージ 政府は、いま「自治体戦略2040構想」の下で、市町村ではなく「圏域」を地方行政の標準単位にしたり、AI等を活用した「公共サービスの産業化」によって公務員を半減させる自治体改革を推進しています。その問題点を、憲法と地方自治法の視点から解明するとともに、対抗軸と展望を示したいと思います。
最近の著作: 広島自治研で次の本の注文を受け付けます。 「公共サービスの産業化と地方自治」 岡田 知弘(著) 2019/08/05 ¥1,404(税込) 目次
第1章 国の意思決定の仕組みが変わった─「行政の私物化」の背景にあるもの─ 1 「グローバル国家」論と構造改革・「行政の私物化」過程 2 第二次安倍内閣による政財官抱合体制の再構築 3 グローバル国家型「成長戦略」で日本経済は衰退局面へ 4 地域経済の持続可能性を破壊するもの 第2章 日本経団連の「Society 5. 0」成長戦略と「自治体戦略2040 構想」 1 合言葉は「Society 5. 0」と「SDGs」 2 経団連の成長戦略と国・地方自治体のあり方への積極的介入 第3章 「地方統治構造」改革と「地方創生」 1 「地方創生」と「道州制」の罠 2 「地方創生」の政策群と実施過程 第4章 「公共サービスの産業化」政策と「自治体戦略2040 構想」 1 「公共サービスの産業化」政策の登場と展開 2 「Society 5. 0」戦略の一環としての「自治体戦略2040 構想」 3 「デジタルファースト」法と「スマート自治体」づくり 第5章 「グローバル国家」型構造改革が日本の地域を破壊している 1 「地方創生」は、なぜ、うまくいかないのか 2 「圏域行政」の究極の姿=市町村合併の帰結 3 コンパクトシティで都市は持続的に発展できるのか 4 国家戦略特区による特定企業・法人の優遇と地域経済効果の限定 第6章 自治体・公共サービスを主権者のものに 1 憲法と地方自治をめぐる対抗軸の形成 2 主権者の利益を第一にした国・地方自治体に 3 自治体による多数者のための新しい地域政策の広がり 資料 1 安倍政権下における政府及び政権党・財界の主な政策と動向 2 包括的民間委託についての意見書(自治労連弁護団) 3 公正で民主的な公務員制度の確立をめざす提言(日本国家公務員労働組合連合会) 4 スマートシティモデル事業の概要
ぜひとも期日の確認を行い参加体制をお願いいたします。
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