広島県議会生活福祉保健委員会で6月2日、日本共産党の辻つねお議員は、新型コロナ感染拡大防止のためにPCR検査を拡充し、県内全市町で検体採取ができるよう県の指導・援助の強化を要求しました。
検体採取できないのは1市7町
辻議員は、湯崎知事が全国のPCR検査能力を現在の2万件から10〜20万件へ引き上げるよう提案していることをあげ、「私もぜひやるべきだと思う。県内市町でPCR検査ができない市町はどこか」と質問。西丸幸治健康対策課長は「江田島市、大崎上島町、北広島町、世羅町、神石高原町、府中町、海田町、熊野町です」と答弁。
課長「迅速に検査できるよう、地域の医師会に働きかけていきたい」
辻議員は、「身近なところで検査を受けたいというのは切実だ。唾液でのPCR検査が保険適用になり簡単に検査できるようになりつつある。1市7町で検査ができるよう、県として取組を強めて欲しい」と要求。同課長は「検体採取と分析の両方が整って初めて拡充したといえる」「身近な地域で迅速に検査できるよう、地域の医師会に働きかけていきたい」と答えました。
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