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辻つねお議員は1月16日の創造的復興・県土強靭化対策特別委員会で、芦田川(一級河川)の堤防の強化を国に求めるよう要望しました。 国交省が2008年に実施した同河川の堤防調査で、27.7qの安全不足が判明。決壊すれば広範囲に1〜5m浸水すると予想されています。 辻議員は、洪水時に危険が予想され重点的に巡視点検が必要な「重要水防箇所」が芦田川に何カ所あるか質問。木村成弘河川課長は「芦田川全体で218箇所。その内福山市内に106箇所」と答えました。 辻議員は「住民から不安の声が出されている。住民の命と財産を守るために、国に堤防の強化を求めるべきだ」と要望しました。同課長は「芦田川水系大規模氾濫時の減災対策協議会」(国、県、福山市、府中市で構成)を説明し、「協議会で地元要望についても情報共有していく」と答えました。 「防災・減災に関する県民意識調査」の結果で、防災教室への参加率が39%から1年間で10%も低下した問題で、辻議員は「仕事や家事、育児で忙しいが不参加の一番の理由だった。きめ細やかな取り組みが必要だ」と要望しました。
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