日本共産党の河村晃子県議は9月14日、広島県議会の建設委員会で県道路や河川の樹木伐採、堆積土砂の撤去を行うよう求めました。 広島県は県管理の道路の樹木等の伐採を原則年1回、約12億円を予算化して行っています。 河村県議は「道路脇から伸びた草が目に当たる」など、セニアカーやベビーカーを利用している住民の声を紹介し、伐採回数を年1回から2回に増やすこと、県予算を拡充するよう要求。道路河川管理課の宮津課長は「予算を含めしっかり対応していきたい」と答えました。 広島県は「河川内の堆積土砂等除去計画2021」に基づき、毎年約16億円から18億円の予算を投じて堆積土砂を撤去しています。当計画の浚渫対象201`に対し、令和4年度末時点の着手率は42%です。 河村県議は、福山市神辺町の深水川では、「地域住民が見かねて浚渫している」という現状を紹介し、@地域住民による浚渫費用は県が負担するA防災の観点からも予算を二倍化し作業を急ぐーーことを求めましたが、水頭河川課長は「優先順位を含めて対応したい」との答弁にとどまりました。
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