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高校入試 自己表現はそぐわない (文教委員会 5月17日 藤井議員)

2024/05/22

広島県議会文教委員会で5月17日、日本共産党の藤井とし子議員は、公立高校入試制度に2年前から導入されている「自己表現」をなくし、全体を見直すよう求めました。

 広島県教委は、来春の公立高校入試の基本方針で、面談形式での「自己表現」は継続する一方、自己PRを記入して提出する「自己表現カード」は必要かどうかを検討し、今夏に判断を示すとしています。カードは5教科の学力試験と同じ日に記入時間を設けていましたが、受験生などから日程面の負担を訴える意見が上がっていました。

 藤井議員は、「自己表現は客観的評価が難しく入試にそぐわない。カードだけでなく自己表現そのものをやめ、入試制度全体に対する現場の声に耳を傾け、改善してほしい」と要望しました。

教員未配置6人、定年前退職387人

 また、藤井議員の質問で、5月1日時点での教員未配置が6人(昨年は0人)、定年前で昨年退職した教員が387人(同200人)、就職して一年未満で辞めた教員が20と、状況が悪化していることが分かり、「先生が安心して働き続けられるよう抜本的な改善が必要だ。国にしっかり要望してほしい」と主張しました。

 
 
福川排水機場が来月運用開始 更なる豪雨対策を (建設委員会5月17日、河村議員)

2024/05/21

広島県議会の建設委員会で5月17日、日本共産党の河村晃子県議は、福山市の福川排水機場について質疑しました。

 一級河川芦田川水系福川の排水機場(毎秒9立法メートル)が来月14日から運用を開始します。福川は福山市内の住宅密集地を流下しており、これまで豪雨時に甚大な浸水被害が発生しています。

河村議員は「2016年豪雨相当の床上浸水の解消を目的に整備されたが、18年豪雨の方が雨量が多く、今後更に雨量が増加すると予想されている。今後の浸水対策はどのように取り組むのか」と質問。水頭顕治河川課長は「国や市と連携して取り組んでいく」と答えました。

河村議員は「地元の方々は運用開始をとても喜んでいる。排水機場にゴミや水草を詰まらせないために川底のコンクリート化を早く進めて欲しい」と要望しました。

流域下水道事業 公の責任が大切

県は、流域下水道事業の管理運営を現在の下水道公社から指定管理者制度に変更する方向で検討しています。県の流域下水道の基幹管路の耐震化率が55%(23年末)だと判明したことに対し、河村議員は「多数の更新・耐震化が残っているが、本当に指定管理者で出来るのか。公の責任を後退させてはならない」と主張しました。

 
 
自給率の向上と小規模家族農業支援にもっと力を (中山間地域・スポーツ・文化振興特別委員会 藤井敏子県議 5月14日)

2024/05/17

 日本共産党の藤井敏子県議は5月14日、広島県議会の中山間地域・スポーツ・文化振興特別委員会で、自給率の向上と小規模家族農業の支援の強化を求めました。

現在、農業経営基盤化促進法の改正法の施行に伴い県が市町で推進している地域計画は、高齢化や人口減少が本格化する中、担い手への農地集積を加速するために、行われています。

藤井議員は、「食の自給率が38%と輸入頼みの自民党の農政のもと、コロナ禍や円安による物価の高騰で肥料や農薬の負担が増え、離農する農家が増えている。この計画の推進は今の農家にとってどういう意味があるのか」と質しました。
月岡繁彦就農支援課長は、「地域で話し合い、担い手に農地を集積拡大し、法人化を進め、将来の農地の利用を見越して計画していく。小規模農家も支援していく」と答えました。

藤井議員は、国会で審議されている農業基本法の改定案について、農民運動全国連合会の長谷川会長が、「これまでの輸入自由化や新自由主義農政の反省がなく、食の自給率を向上させる方向になっていない。新たな担い手を育成する姿勢もない」と批判していることを紹介し、「県として、食糧自給率の引き上げ目標を持ち、農地の集約化大規模化ではなく、大半を占める兼業小規模農家が農業を継続できるよう、有機農業や環境保全型農業整備にこそ、もっと力を入れるべきだ」と要望しました。

 
 
税の公平性にかける宿泊税導入に反対 

2024/05/14

日本共産党の河村晃子県議は5月13日、広島県議会のDX推進・行財政対策特別委員会で、宿泊税の導入に反対しました。

 広島県はコロナ禍で中断していた宿泊税の検討を再開しています。現在、全国で導入しているのは大阪府など3都府県と6市町です。

 「宿泊者の観光目的の割合は」との河村議員の質問に対し、石濱真観光課長は「観光が49%、ビジネスなど観光以外が51%」と答弁。河村議員は「観光以外の目的で宿泊施設を利用する方が半数を占めるのに、一律に課税するのは問題で、税の公平性に欠けている」と主張しました。

 河村議員の「宿泊施設の利用には、部活の大会や修学旅行もあるが、対象から外すなど考慮するのか」との質問に、横田輝子税務課長は「税の公平性から考えると一律を検討するのが重要」と答えたので、河村議員は「県民にとっては増税であり、宿泊業者からも反対の意見が上がってる。これまで通り、一般財源による観光振興を行うべき」と強調しました。

 他に、AI活用時の膨大な電力消費の問題も質疑しました。

 
 
二葉山トンネル工事 地表面沈下の計測は住民合意が必要 (4月19日 建設委員会 河村ひろ子議員)

2024/04/23

 広島県議会の建設委員会で4月19日、日本共産党の河村晃子県議は、広島高速5号線二葉山トンネル工事について質疑しました。

 県と広島市が出資する広島高速道路公社は同トンネル1・8qの内1・4qをシールドマシンを使い2018年から工事を開始。マシンやカッターの故障で何度も中断し、住宅地に振動・騒音の被害を与え、全体の8割に到達しました。

 学識経験者で構成する施工管理委員会を5月8日に開き、地表面沈下の収束を判断するための計測方法について意見を聴取します。
 河村議員は「同委員会の意見は必ず住民に報告してほしい」と要望。南博高道路企画課長は「必ずしも住民合意を得ることになっていない」と答えたので、河村議員は「住民の合意を得て方針を決めるべきだ」と強調しました。

被害の訴えが続いているしこれからが難所の工事

 河村議員の質問で、トンネル工事被害の通報が牛田住宅団地を通過するまでは123件、通過後は約10件と判明し、「住宅を抜けた後も被害が続いている。これから工事をするところは石英の含有率が3割を超える難所だ。工事の状況は必ず県議会に報告を」と求めました。

工事の追加費用、JVに毅然とした対応を

 また、受注者である大林・大成・広成建設工事共同企業(JX)が、トンネル工事の追加費用について調停を申請していた「中央建設工事紛争審査会」から3月27日付けで調停打ち切りの通知があった問題では、「工事の増高分は仕様書の通りJV負担となるよう毅然とした対応をすべき」と主張しました。

公契約条例の制定、免許手続きの不正処理も質問

 この他@建設工事等の入札・契約制度の改正にあたり、下請けや一人親方の適正賃金などを決めて元請け業者に支払いを義務付ける「公契約条例」の制定A公有水面埋立法に基づく免許手続きの不正処理についての報告―を求めました。

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