広島県議会の生活福祉保健委員会は12日、中学校卒業までの医療費無料化の早期実現を求める請願を賛成多数で採択しました。
辻議員が紹介する請願の採択は19年ぶり!
紹介議員は辻つねお議員(6期目)のみです。辻議員が紹介する請願が委員会で採択されたのは19年ぶりで画期的です。 請願者は「新日本婦人の会広島県本部」(澤田カヨ子会長)で、未就学児まで(一部負担あり)の現行制度の拡充を求める内容で、3983人分の署名と75の団体署名を提出しました。
中学卒をめざしながら少しづつでも拡充を
同会会員の0歳、4歳児の母親(30代)が請願の趣旨を説明し、「子どもの体調は急変しやすく、医療費無料は切実。中学卒をめざしながら少しづつでも拡充を」と訴えました。 委員11人のうち委員長と議長の2人を除く9人で採択。民主県政会の3人と、自民党議員会、自民党広志会・つばさの各1人が賛成し、自民議連の3人と公明党議員団の1人の計4人が反対しました。 同請願は定例会最終日の14日の本会議で審議されます。
過去には私学振興で採択されたことも
辻議員が紹介する請願が委員会で採択されたのは過去に3回(95、96、97年ともに12月議会)あり、内容は3回とも「私立学校の振興並びに保護者負担軽減のための助成金増額等に関する請願」でした。
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