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先生をきちんと配置することは一番の教育条件の整備 (文教委員会 9月14日)

2022/10/19

 広島県議会文教委員会で9月14日、日本共産党の辻つねお議員は、病休や産休などで休んだ先生の代替の先生が配置できない教員未配置の問題について質問しました。

産休初日の未配置 小中学校で39件、最大で85日も

 昨年度は、産休初日に代員が配置できないという事態が小中学校合わせて39件、最大で85日も配置できないという状況がおきました。
 辻議員は「深刻な状況だ。この問題を解決できない原因をどう考えているか」と質問。松下大海教職員課長は「教員の大量退職で多くの教員志望者を採用しているので、臨時的任用教員等の代員確保に苦慮している」と答えました。

代員の確保は、任命権者である県教委の責任

 辻議員の「今年の9月1日の産休と病休の未配置状況は」との質問に、同課長は「市町教育委員会や県立学校に対して照会を行う必要があり、今年度は調査を実施していない」と回答。これに対して辻議員は「代員の先生の確保は、任命権者である県教委の責任であり、先生をきちんと配置することは一番の教育条件の整備だ」と厳しく指摘しました。


9月1日時点の未配置状況の調査を求める

辻議員は、「県教委は、月に一回は教員の未配置状況を把握していく必要がある。改めて、9月1日時点の未配置状況の調査を求める」と要望し、次回の委員会に資料が出されることになりました。

 
 
[官製談合疑惑」全容解明を要請 ただす市民の会 (9月16日)

2022/09/26

 広島県教委が平川理恵教育長と親しいNPO法人パンゲア(京都市)へ委託事業費の想定価格などを事前に知らせていた問題で、市民団体「県教委官製談合疑惑をただす市民の会」(準備会)は16日、全容解明を求める要請書を、平川教育長に提出しました。7人が参加し、日本共産党の辻恒雄議員が同席しました。

 要請書では、「この問題が教育行政に対する県民、子どもの不信を招いている」と指摘。県教委と接点のない弁護士たち第三者による調査委員会の設置▽県教委が発注した全ての事業の調査、点検▽教育行政の在り方の検討―を求めています。

 呼びかけ人代表の田村和之さんは「限りなく官製談合防止法違反の疑いがあり、すみやかな調査・公表を求める。私たちが出した情報公開請求にも直ちに応じてほしい」と訴え。参加した元高校教師は「官製談合の対象となっている事業が生徒に与えている影響についても検討すべき」と発言しました。

 湯ア英彦知事にも同要請書を提出。平川教育長を任命した湯崎英彦知事が積極的に解明に関わるよう促しました。もう一人の呼びかけ人代表の今谷賢二さんはさんは「県教委の疑惑を県教委が解明するのは困難で、知事のイニシアチブが必要」と強調しました。

 
 
半旗と知事の公費による「国葬」への参列中止を求める (9月14日)

2022/09/16

 広島県の湯ア英彦知事が、9月27日に日本武道館で行われようとしている安倍晋三元首相の「国葬」に半旗と公費で参列すると表明したことを受け、党県委員会の村上昭二委員長と辻恒雄県議は14日、県庁を訪れ、半旗と公費による「国葬」への参列中止を求める申し入れ書を提出しました。

 申し入れ書では、「国葬」について、根拠となる法律がないだけでなく、憲法条や、条に反しており、マスコミの世論調査では「反対」が半数を超えていると強調。さらに、安倍元首相については、立憲主義の破壊、国政私物化などに加え、いま大問題になっている反社会的カルト集団の統一協会の問題でも、関係が最も強かった政治家の一人だと指摘し、「『国葬』に半旗を掲げ、県民の代表として知事が公費で参加することは、安倍元首相の政治的立場や政治姿勢を賛美・礼賛し、実質的には県民に弔意を強制することにつながりかねない」と訴え、「国葬」への半旗と参加を中止するよう求めました。

 「憲法違反の『国葬』へ参列することは問題だ」と批判した辻氏に続き、村上氏は国民の半数以上が「国葬」実施に反対しているとし「このような中で、知事が公費で参列するのは大問題だ」と訴えました。
 担当課長は「一昨日、正式な案内があり、公務として出席することになった。申し入れの内容はお伝えします」と答えました。

 
 
県教委「官製談合疑惑」を質問。第三者の調査機関で、疑惑の徹底解明を (9月14日 県議会文教委員会)

2022/09/15

 日本共産党の辻恒雄広島県議は9月14日の県議会文教委員会で、県教委の委託事業について、平川理恵教育長と親交のある京都市のNPO法人パンゲアに事業費の想定価格などを事前に知らせていた「官製談合疑惑」についてただしました。

教育長は問題を先送りする姿勢に終始

 委員会の冒頭、平川氏はこの間の経過を説明し専門家による調査を表明。しかし、他議員を含めすべての質問に「専門家による調査の後で」と、解明を先送りする姿勢に終始しました。

事実と違う答弁は訂正せよ

 8月の委員会でも「疑惑」について質問をした辻氏。その際の平川教育長の答弁が「虚偽答弁」だと週間文春が報道しています。辻氏は「質問をした私としては極めて心外だ。事実と違う答弁なので、訂正すべきだ」と要求。平川氏は、「答弁が丁寧でなく誤解を招き申し訳ない」と謝罪しましたが、訂正はしませんでした。

贈収賄にすり替え議論している

 辻議員は、同月9日の平川氏の定例記者会見について「自身への疑いを贈収賄にすり替え議論している」と批判。パンゲアとの疑惑を巡り、その他の事実関係を詳しく聞きましたが、県教委総務課の杉本真一課長は「専門家に調査を依頼することになっていますから」と答えるのみでした。


教育長と業者の飲食に、県民から批判

 平川氏とパンゲアの森理事長が飲食をしていた問題(森氏のフェイスブックに写真が掲載)では、「私は修学旅行の業者とも距離を置いてきた。県事業の受注業者と教育長が飲食をするのはアウト。教育の私物化だ」との元高校教師からの批判の声を紹介し、「管理者はより厳格にルールを守る必要がある。一般の職員なら処罰が下る。教育長もなんらかの責任を取るべきだ」と要求しました。

第三者の調査機関で、疑惑の徹底解明を

最後に辻氏は「第三者も入れた調査機関を設置して、徹底的に疑惑を解明する」よう要求しました。

 
 
平川教育長とNPO法人との官製談合疑惑を質問 (文教委員会 8月19日)

2022/08/22

 広島県議会文教委員会で8月19日、日本共産党の辻つねお議員は、県教委の入札公示前の委託事業について、平川理恵教育長と親交のある京都市のNPO法人パンゲアに県教委職員が事業費の想定などをメールで伝えていたと「週刊文春」が報じた問題を取り上げました。

事前聞き取りを大きく超えている

 メールは、「教育長からお伝えしていることと存じますが」と前置きし、事業費や入札日程の想定が記されていました。辻氏の「なぜこのようなメールを送ったのか」という質問に、県教委総務課長の杉本真一氏は「事業の検討段階での情報収集が目的だった」と説明。辻氏は「入札公告時期や金額も書かれており、官製談合防止法違反の疑いがある」と主張しました。

 辻氏は「他の二社にも同様の内容を伝えたと報道されているが、どこか」と質問。同課長は「公表を前提に聞いていないので名前は出せない」と返答。辻氏は「名前が出せないとパンゲアだけに打診したと思われても仕方がない」と指摘しました。

自分のお友達に優遇的発注を繰り返している

 県教委がパンゲアと契約した事業は2020〜22年度に6件、総額2645万円に上ります。2件は随契で、4件はプロポーザル方式での入札ですがその内3件はパンゲアだけが応募していました。また、平川教育長とパンゲアの森理事長は交流サイト(SNS)に会食する写真を載せ、メッセージを送り合うなどしていました。辻氏はこれらのことを指摘し「報道の『自分のお友達に対して優遇的な発注を繰り返している』という指摘は当たっているのではないか」と質問。同課長は「広がれた公募という形は保っていた」と答えました。

倫理要綱。教育長がもっとも襟をただすべき

 「広島県教育関係職員倫理要綱」では、利害関係のある業者との疑惑や不信を招くような行為として「飲食をともにすること」を禁じており、違反者には処分を科すことになっています。同課長が「特別職は対象外」と説明したので、辻氏は「、職員を指導する教育長は一番襟をただすべきだ。どう考えるか」と質問。平川教育長は「今後は県民の皆様に誤解や不信のないよう努めてまいりたい」と答えるのがやっとでした。

ワンマンな振る舞い。あってはならない

 「県職員が森理事長の機嫌を損ねると、教育長が職員を呼び出して叱責。森氏が県教委に来れば丁重なもてなしが必要で職員は辟易している」と報道されたことについて辻議員は「事実ですか」と問い、同課長は「無いととらえている」と返答。辻氏は「このような事はあってはならない」と指摘しました。

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