日本共産党 広島県議会議員
藤井とし子
藤井とし子
河村ひろ子
河村ひろ子
憲法を暮らしの隅々に
しんぶん赤旗
購読申し込み
メール ご意見・ご要望
をお寄せ下さい
リンク集 サイト内検索
home 日記 県議会 調査・活動 政策 住民訴訟 一言
2024/12/11 2025/04/01 2013/04/23 2013/07/06 2006/11/16 2016/02/05
 
 
一般質問と答弁のまとめ

2020/10/02

DL:17271.doc
(1.doc)102912バイト
 
 辻議員が9月29日に行った「一般質問と答弁」がまとまりました。
 今回は、新型コロナウイルス対策、コロナ禍のなかで少人数学級の拡充や中小企業対策、子ども医療費助成拡大、重度心身障害者・ひとり親家庭の医療費無料化など、11分野18項目を質問しました。

 是非、ご覧になってご意見をお寄せください。

 
 
子ども、ひとり親家庭、重度障害者の医療の無料化を求める (生活福祉保健委員会 9月30日)

2020/10/01

 広島県議会生活福祉保健委員会で9月30日、「子ども、ひとり親家庭と重度障害者の医療費の無料化を求める請願」が審議されました。
同請願は、@子ども医療費の助成対象を就学前から中学校卒業までに拡大A子ども・ひとり親家庭・重度心身障害者の医療費の窓口負担無料ーを求めています。現在の窓口負担は、ひとり親家庭が一医療機関につき一日500円、重度心身障害者が同じく200円です。紹介議員は日本共産党の辻恒雄議員と他会派議員の2人。6167筆の署名が提出されています。
同委員会で辻議員は、「中学卒業までの子ども医療費助成拡大の追加額は29億円。広島高速5号線事業などムダな大型事業を削ればできる」「重度心身障害者医療は19県で無料にしている」「子ども・ひとり親家庭・重度心身障害者の医療費の窓口負担無料は、9億円あれば可能」と、請願の賛成討論をしました。
3委員が、「主旨には賛成だが財政が厳しい」などの理由で反対討論をし、委員11人中、賛成2人で否決されました。
 同委員会で辻議員は、保健所の保健師増員や、議会の議決を経ずに物資購入した問題を質問しました。

 
 
全市町でPCR検体採取が可能に。673病院実施予定 (8月19日 広島県議会生活福祉保健委員会)

2020/08/26

 8月19日の広島県議会生活福祉保健委員会で、唾液によるPCR検査の検体採取ができるクリニック等が673で、全市町をカバーすることが分かりました。全市町での検体採取は辻議員が繰り返し要求していました。
県は唾液によるPCR検査の検体採取を実施する医療機関を公募、8月中の開始を目指しています。医療保険が適用され、患者の自己負担分も公費負担されます。
辻議員は「施設名は非公表だが、公表すべきではないか。身近な所で検査できる体制づくりに引き続き努力してほしい」と要求しました。

医療従事者への定期的なPCR検査、目標持ち実施を

 県は6月議会で、新型コロナ患者受け入れの46病院の医療従事者に、月一回のPCR検査を予算化しましたが実施できていません。「なぜ実施できないのか」との辻議員の質問に、斎藤一博医療介護人材課長は「検査体制と機器の整備に時間がかかっている。まずモデル的に実施し広げていきたい」と答弁。辻議員は「いつから始めるか目標を決め、県がイニシアチブを発揮してほしい」と要求、介護職員の定期的なPCR検査も要求しました。

「黒い雨」控訴を厳しく批判

 辻議員は「黒い雨」の勝訴判決に県が控訴したことを「地域拡大の確たるものも示されていないのに控訴したの間違いだった」と厳しく批判しました。

 
 
西日本豪雨災害の復旧工事を急げ (7月22日、創造的復興・県土強靭化対策特別委員会)

2020/07/22

辻つねお議員は7月22日の創造的復興・県土強靭化対策特別委員会で、2018年7月の西日本豪雨災害の公共土木施設や農業施設の復旧の遅れについて質問しました。
 6月末の復旧工事の進捗状況は、農地・農業用施設が30.7%、林道施設が45.9%、公共土木施設が42%です。
 呉市の農地災害復旧工事は特に遅れており、着手済3%、完了2%(7月3日呉市資料)しかありません。辻議員の聴き取りでは、@呉市安浦町市原地区では、治山堰堤の工事をするといいながら全く進まないA呉市天応の大屋川は、川幅を広げる改修工事が遅れていて田畑の復旧が全く手つかずーーという状況です。
 辻議員は「復旧が進まない原因は何か」と質問、公共工事について木村成弘技術企画課長は「工事の不調・不落が依然として発生。労働力不足による工事稼働率が低下し、事業進捗が遅れている」と回答。農林分野については、池田浩之ため池・農地防災担当課長が「工事規模が小さく地権者との調整に時間がかかるものが多い」と答えました。
 県の今後の見通しは、「今年中の完成を目指すが、一部来年度にずれ込む」とのことで、辻議員は「再度災害をおこさないためにも、工事の早期完了に全力をあげるべきだ」と要求しました。

東広島市、2人死亡したがけ崩れ。「水を流す水路を作っていなかったことが原因」との指摘

 東広島市河内町で7月14日に発生し、2人が死亡した崖崩れについて、辻議員は「原因をどう分析しているか」と質問。県は20日、東広島市、広島大学の専門家と調査をしており、山本悟司砂防課長は「長雨により土壌に雨がたまりどこの斜面も崩れるギリギリの状態になっていた」など説明しました。
 辻議員は「住宅上側の県道を通って流下してきた大量の表流水が急斜面を伝って流下し、道路の法面を崩壊させた。水を流す水路を作っていなかったことが原因という別の専門家の指摘があるが、どう考えるか」と質問しました。同課長は「構造上、管理上の問題があるとは聞いていない」と答えるにとどまりました。
 辻議員は「台風や豪雨はまたくる。いずれにしても早急に対策をするべきだ」と要求しました。

 
 
「性被害ワンストップセンターひろしま」の体制強化を (生活福祉保健委員会、7月17日)

2020/07/20

 広島県議会生活福祉保健委員会で7月17日、日本共産党の辻つねお議員は、「性被害ワンストップセンターひろしま」の体制強化を求めました。
 同センターは、性犯罪被害者のため、産婦人科や精神的なケアが一体となった急性期からの総合的支援をしようと3年前に開設。24時間、365日相談無料で対応しています。

相談増加に対応するためにも、もう一人常勤相談員が必要

 2018年度と昨年度比較で、電話相談は252件から270件に、面接は63件から88件に、医療など専門機関につなげたものが40件から66件にそれぞれ増加しています。
 体制は支援員30人、その内被害者の付添ができるコーディネーターが7人。常勤は事務1人と支援員1人の計2人です。
 辻議員は「被害者に寄り添い献身的に支援されている。相談数も増えており、もう一人常勤の相談員をおくなど体制の拡充が必要だ」と要望、宮尾茂県民活動課長は「相談数の推移を見ていきたい」と答えました。

委託期間1年は短い

辻議員は「支援には専門性・継続が必要で委託期間一年では短い。もっと長くするべき」との要求には、「最適なサービスができるよう検討していきたい」と答えました。

関係機関との連携の強化を

 辻議員の「子どもの被害者が増えている。関係機関との連携を強化してしっかり対応して欲しい」との要望に、同課長は「子ども家庭センター、児童相談所DV関係機関、県警など今後も連携をとっていく」と答えました。

相談室の防音を

 辻議員は「相談室が隣室との仕切りが不十分で声が聞こえてくる。改善が必要だ」と要求、同課長は「情報管理の徹底をはかっていく」と前向きな答弁でした。

前ページ ページトップへ 次ページ