8月19日の広島県議会生活福祉保健委員会で、唾液によるPCR検査の検体採取ができるクリニック等が673で、全市町をカバーすることが分かりました。全市町での検体採取は辻議員が繰り返し要求していました。 県は唾液によるPCR検査の検体採取を実施する医療機関を公募、8月中の開始を目指しています。医療保険が適用され、患者の自己負担分も公費負担されます。 辻議員は「施設名は非公表だが、公表すべきではないか。身近な所で検査できる体制づくりに引き続き努力してほしい」と要求しました。
医療従事者への定期的なPCR検査、目標持ち実施を
県は6月議会で、新型コロナ患者受け入れの46病院の医療従事者に、月一回のPCR検査を予算化しましたが実施できていません。「なぜ実施できないのか」との辻議員の質問に、斎藤一博医療介護人材課長は「検査体制と機器の整備に時間がかかっている。まずモデル的に実施し広げていきたい」と答弁。辻議員は「いつから始めるか目標を決め、県がイニシアチブを発揮してほしい」と要求、介護職員の定期的なPCR検査も要求しました。
「黒い雨」控訴を厳しく批判
辻議員は「黒い雨」の勝訴判決に県が控訴したことを「地域拡大の確たるものも示されていないのに控訴したの間違いだった」と厳しく批判しました。
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